
「新たな黄金時代を作り上げたい」
10月28日、東京・元赤坂の迎賓館で高市早苗首相と米トランプ大統領が会談。日米の関係強化と、スマホやパソコンなどに使われる希少な金材料であるレアアースに関する合意書に署名した。高市首相は冒頭のように述べ、アメリカとの強固な関係性を築いていくと国内外にアピールした。
『#高市やばい』がトレンド入り
「高市さんは会談を進めやすくするように2つの“サプライズ”を用意。ひとつは大谷翔平選手らが所属するロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ試合観戦。もうひとつは、隠し球として用意していた“ノーベル平和賞”への推薦です。
このサプライズもあってか、トランプ大統領とは良好な関係性を築けたようで、ふたりはお互いを“サナエ”“ドナルド”とファーストネームで呼び合うこともあったといいます」(全国紙政治部記者、以下同)
トランプ大統領とゴルフや食事会など、親友のような関係性だった安倍晋三元首相。トランプ大統領はそんな安倍元首相のことを“シンゾウ”と呼んでいたことから、早くも高市首相に好印象を抱いていることが推測できる。
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本会談を100点満点と評価する人もいる一方で、X上では『#高市やばい』がトレンド入りするとともに、
《これを売国奴と言わずになんて言ったらいいの?》
《これ外交じゃなくて献上って言うんだよ》
などの投稿が散見された。
「高市首相が合意した内容として、約80兆円の投資やアメリカ産の米の購入を75%増加すること、ボーイング社の航空機を100機購入することなどが報じられ、これを受けて『#高市やばい』の投稿が数多くなされました。
しかし、合意した内容の中には、石破政権時に提示したものもあるのです。いわば、石破前首相の置き土産のようなもの。高市首相の立場からすると、前任が提示した内容を破棄するわけにはいかないですし、まずはすでに決まっていたものに対応したということでしょう。これだけで高市首相を批判するのはお門違いな気がします」(前出・全国紙政治部記者、以下同)
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その一方で、高市首相の“過剰な態度”については、不信感を覚えるとこの記者が続ける。
「トランプ大統領が横須賀の米軍基地で演説を行った際には、兵士たちの歓声に腕を上げ飛び跳ねて応じるなど、“やりすぎ”感は否めませんし、ノーベル平和賞の推薦には疑問の声も上がっています。友好関係を築くのは結構なことですが、媚びすぎではと感じるシーンも見受けられます。
所信表明演説では“世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す”“最優先は物価高への対応”と語っていましたので、今後の動向に期待したいです」
国家国民のために果敢に働いていただきたい。
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