

 
サークルの費用を自分でバイトして賄っている息子は、カンパには反対の立場。けれど息子が動けば動くほど、賛成派との対立構造を作り出してしまいます。事情を聞いた夫は「しばらく行動を起こさずに静観する」ことを勧めてきました。



 
スマホ画面でユウジくんの主張を読ませてもらうと、そこには自分がどれだけかわいそうな学生なのかという言い分が綴られていました。「経済的に困って奨学金も利用しているし、バイトをかけもちしても生活がギリギリなんです」

 
息子がそのまま成り行きを見守っていると、ユウジくんはクラウドファンディングでお金を募りはじめたようです。サークル内の意見がまとまらないから、もっと広くアピールして活動費を集めようと思いついたのでしょう。
ユウジくんは自分がどれだけ経済的に苦しいかを訴えていました。しかし私は即座に、この企みはうまくいかないだろうと察しました。「みんなお金持ちなんでしょ?」「この程度のカンパならできるでしょ?」「少しくらい俺に恵んでくれてもいいんじゃない?」そんなニュアンスが文面のあちこちから漂っていたのです。これじゃ周りがドン引きするのも当然だろうと思ったのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・こごじら 編集・井伊テレ子
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