限定公開( 5 )

ワニに「ごはんだよ」と声をかけたら……。“お利口すぎる”ワニの姿を捉えた動画がYouTubeに投稿されました。「本当に愛らしいワニさん」と話題になり、再生数は3万2000回を突破しています。
動画を投稿したのは、ヨウスコウワニの「レックス」さんと「天天」さんの世話係であるワニ男さん。YouTubeチャンネル「ワニ男 レックスと天天の日常」では、2匹のワニと暮らす日常の様子を投稿しています。
今回話題となったのは、レックスさんの食事風景をおさめた動画。ワニ男さんが「レックス〜! ごはん!」と声をかけると、部屋の奥にいたレックスさんが反応し、ワニ男さんの方へのそのそと歩いてきました。自分の名前も「ごはん」という言葉も、きちんと認識しているように見えます。
ワニ男さんのそばにやってきたレックスさんは、トングで差し出されたごはんをおいしそうにパクリ。くりっとしたおだやかな瞳が愛嬌たっぷりです。何個か食べると一瞬、「もうおなかいっぱいかも?」と迷うような表情を見せたものの、最終的にはしっかり完食しました。
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食べ終わると、ワニ男さんになでられながら満足気な様子のレックスさん。今度は窓際に移動して、お外の景色を見に行くのでした。マイペースさがかわいい……!
コメント欄には、「すげー!」「正面から餌を見せてる訳じゃなくて『ごはん』の言葉に振り向いてるから完全に言葉を理解してる」「名前を呼ばれてご飯って言われたらちゃんと来るのお利口でかわいいです コミュニケーションが取れてていいなー」「『ちょ、もうええんやけど』ってなってるのおもろい」「腹一杯になったらそそくさと退散するのかわいい」「本当にワニが、ここまで聞き分け良く共存してくれるとは想像出来ませんでした…」といった反響が続出。
また、「目が優しくてかわいい」「パッチリお目々のハンサムボーイ」「ワニの横顔を見てこんなに愛されてるを感じたのは初めてです」「家族として暮らしてるワニさんってこんなにも愛嬌あるのね」など、レックスさんのキュートな表情に癒やされた人も多く見られました。
なお、レックスさんも天天さんも基本は飼養保管許可を取っている水槽の中で暮らしており、水槽のメンテナンスや食事のときのみ、短時間だけ水槽の外に出ています(ワニ男さんは、飼養保管許可の更新手続き時に現状の飼育環境を伝え、水槽のメンテナンスや食事、日光浴等で水槽から短時間出している点が問題ないことを担当者に確認しています)。
ヨウスコウワニは比較的小型のワニですが、飼育が大変難しく、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として「特定動物」に指定されています。かつてはペット向けのワニとして流通することもありましたが、法改正によって令和2年6月1日からヨウスコウワニを含む特定動物の愛玩目的での飼育は禁止されています。
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ワニ男さんがYouTubeに動画を投稿し始めたのは、「ワニ好きな人に喜んでもらいたいこと、またワニはTVなどによく出てくる大型のクロコダイルのようなワニばかりではないということを知ってもらいたい」という思いがきっかけとのこと。
ワニは肉食動物であり、「怖い」「危険」といったイメージを持たれがち。イリエワニなどの大型ワニの一部は人を襲うこともありますが、ヨウスコウワニのように主に貝類や甲殻類を食べる比較的小型で大人しい種類もいます。
そんなワニたちの姿は、YouTubeチャンネル「ワニ男 レックスと天天の日常」やInstagramアカウント(@wanio_rex_tenten)で公開中。ワニと飼い主さんとの信頼関係を感じられる日常がのぞけます。
動画提供:YouTubeチャンネル「ワニ男 レックスと天天の日常」さん
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