
フィギュアスケート男子の元世界王者で、五輪(オリンピック)3個のメダルを獲得した宇野昌磨さん(27)プロデュースのアイスショー「Ice Brave2」が1日、京都アクアリーナで開幕した。
午前の初回に続き、2度目の公演となった午後の部がメディアに公開され、宇野さんが現役時代に使用したプログラムを中心に出演者が19曲を舞った。宇野さんは2022−23シーズンのショートプログラム(SP)で使用した「Gravity」などソロナンバーをはじめ、終盤には個人銅メダルを獲得した22年北京五輪シーズンのフリー「ボレロ」を全員で演じるなど多くの見せ場をつくった。
約90分にわたってフル回転し「数カ月練習してきたものを、競技という場から離れても、お披露目する場所がある。競技では緊張感、スポーツという良さがあると思うけれど、アイスショーは僕たちも、お客さんに楽しんでもらうのが目標。何より楽しむ姿を見せることで、お客さんにもより楽しんでもらう。お互いに、すごくいい空間が生まれていると思います」とかみしめた。
京都公演は2日まで続き、以降も東京(11月14〜16日、江戸川区スポーツランド)、山梨(11月29〜30日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)、島根(12月6〜7日、宍道湖公園湖遊館)、宮城(26年1月24〜25日、ゼビオアリーナ仙台)での披露を控える。
この日は見送ったが、準備過程ではバックフリップ(後方宙返り)を練習中。現状を「あまりにも想像より難しい。かなり苦戦しながらも、まだ諦めていない」と明かし「引き続き、空き時間を狙って練習していくので、乞うご期待、まだ挑戦中ということでお待ちください」と呼びかけた。【松本航】
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