【アメフト】早大が7戦全勝で3年ぶり8度目の関東制覇!前パナ荒木HC帰還1年目、長内4TD

2

2025年11月09日 18:07  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

アメフトの関東大学1部TOP8で3年ぶり8度目の優勝を7戦全勝で飾った早大(C)KCFA

<アメリカンフットボール関東大学1部TOP8:法大3−31早大>◇9日◇最終節◇横浜スタジアム



早稲田大(早大)が7戦全勝で関東を制した。3年ぶり8度目のリーグ優勝。昨季2位で、直接対決に3点差で敗れて2連覇を許していた法政大(法大)に、今年は完勝でリベンジした。悲願の甲子園ボウル初制覇へ、関東最多9度目の出場となる全日本大学選手権初戦の準々決勝(23日、ユアテックスタジアム仙台)で北海道・東北・北陸の代表校(東北大−北海学園大の勝者)と対戦する。


1部の上位TOP8で唯一全勝だった早大ビッグベアーズは、前半を21−3で折り返すと、後半も堅実な試合運びで加点して10−0。国内屈指の快足を誇る先発ランニングバック(RB)安藤慶太郎(4年=早大学院)の出場時間が短かった中、エースの“後継者”RB長内一航(3年=早実)が爆発した。


第1クオーター(Q)に90ヤードの独走タッチダウン(TD)を決めるなど、ラン17回175ヤードで3TD。パスでも1回31ヤードでエンドゾーンに到達し、計4TDで雪辱の立役者となった。


今季のクオーターバック(QB)パス効率指標で堂々1位の司令塔、船橋怜(4年=早大学院)も15回試投11回成功の151ヤード獲得。リーグ戦MVPに輝いたセンター(C)丸山皓士朗(4年=早実)らオフェンスライン(OL)に支えられながら、ゲームを組み立てた。守っては、昨季甲子園ボウル出場の法大オレンジをフィールドゴール(FG)1本に封じ込めた。


今季から、OBの荒木延祥ヘッドコーチ(HC=49)が采配を振るう。2011年から13季にわたって社会人パナソニックインパルスを率い、Xリーグの頂点に主将としても監督としても立った闘将が、母校に帰還して改革を進めている。フィジカルから鍛え直して指揮1年目で王座に返り咲き。次は創部91年目の、宿願の日本一へ。まずは関東1位で、甲子園ボウルにつながる全国舞台に駒を進めた。【木下淳】


◆全日本大学選手権の関東代表校と出場回数 早大(9回)法大(7回)日大(4回)慶大(1回)明大(1回)

このニュースに関するつぶやき

  • ラグビーはカッコいいと思いますがアメフトの良さはわからなくてすみません。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定