
南米コロンビアで起こった、誤って運河の水路に転落してしまった犬の救出劇に反響が集まっています。
2025年11月10日、コロンビアの男性がある動画をTikTokに投稿しました。映っていたのは、運河に誤って転落してしまった犬でした。
エル・ティンタル地区を貫く運河のそばを歩いていた男性は、ふと遠くから聞こえる騒ぎに気づきました。近づいてみると、そこには人だかりができており、人々は運河の水面をじっと見つめていました。
男性が状況を確認すると、どうやら1匹の犬が高いコンクリート堤防から水路へ滑り落ちてしまったようです。堤防は急角度の上に濡れており、犬が自力ではい上がるのは困難な状況で、ただただ溺れまいと必死にもがくばかりでした。
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そこで、集まった人々はこの犬を助けるために、“ある行動”に出ました。
その場に居合わせた人たちは、互いに手首をつかんで腕をつなぎ、“人間の鎖”をつくって犬の救助に乗り出したのです。その中には子どもの姿もありました。人々は、到底ふんばりが利かない急こう配の堤防を、互いに支え合って少しずつ水面に近づいていきます。
動画を撮影していた男性は対岸にいたため救助には加われませんでしたが、心温まる行動を残すために、救助の様子を撮影したといいます。
やがて、人々の力を合わせた“人間の鎖”は、犬を安全な場所へ引き上げることに成功し、救助は無事完了しました。幸い犬に怪我はなく、すぐに飼い主のもとへ戻ったとのことです。
一連の救出劇を撮影した動画はTikTokで注目を集め、コメント欄には救助に関わった全ての人々を称賛する声が寄せられました。
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The dodo 「Faith Restored As Neighbors Form Human Chain To Save Dog Trapped In Canal」
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