画像提供:マイナビニュースLINEヤフーが運営するスマートフォン調査サービス「LINEリサーチ」は、全国の15〜25歳の学生を対象に「推し活」に関する調査を実施した。調査の結果、女子高校生・女子大学生の約8割が「いま推しがいる」と回答するなど、女子を中心に推し文化が広がっていることが明らかとなった。
○推しのジャンル 女子はアイドル、男子はVTuberや音楽アーティストが上位
推しがいる、または過去に推しがいた人に推しのジャンルを尋ねたところ、
女子高校生・女子大学生
→「アイドル/アイドルグループ」が最多(4〜5割台)
男子高校生
→1位「VTuber」
男子大学生
→1位「歌手/音楽アーティスト/バンド」
女子はアニメ・漫画キャラクターにも推しが多く、男子より対象が幅広い傾向が見られた。
○推し活のスタイル 高校生は交流型、大学生は課金傾向も
推し活の内容では、以下が特徴的だった。
女子高校生
→「推しを勧める/語り合う」「誕生日を祝う」が高い
女子大学生
→ファンクラブ加入が4割台後半と突出
男子学生
→「特にしていない」が高め
女子は情報収集やグッズ購入、映像視聴など幅広く楽しんでいる様子がうかがえる。
○推し活の費用 女子大学生「10万円以上」が最も高い結果に
推し活資金の調達方法と年間費用では、次の傾向が分かった。
高校生:おこづかいが中心。年間3万円未満が約6割
大学生:アルバイト収入が中心
→女子大学生は「10万円以上」が最も高い(2割台後半)
学生のライフスタイルの違いから、支出額にも差が生じている。
LINEヤフーは、今後も「LINE」を通じたコミュニケーションを軸に、若年層の実態把握を進めるとしている。調査詳細はLINEリサーチのオウンドメディア「リサーチノート」で公開されている。
【調査概要】
対象:全国の15〜25歳の学生(高校生/専門学生/短大生/大学生/大学院生)
方法:スマートフォンWeb調査(LINEリサーチ)
期間:2025年10月15日〜16日
有効回答数:1,025サンプル
※四捨五入により数値が合計100%とならない場合あり()