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世界的スーパースターを目指す。
巨人大勢投手(26)が26日、大手町の球団事務所で契約交渉に臨み、9000万円増の1億8000万円でサイン。倍増で大台突破…かと思いきや「物価が上がっているので。大台じゃないです」と“大勢節”で否定した。大勢にとっての大台とは−。「クリロナの年俸ぐらいじゃないですか」。推定年俸約320億円のサッカー・ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40=アルナスル)の名前を挙げた。
ロナウドに近づくためにも、もう1度世界の舞台に立つ。23年WBCでは日本代表入りして世界一に貢献。来年3月には第6回WBCが開催される。「選ばれたい気持ちはあります」と意欲を見せた上で「でも選ばれたいだけでは出られないですし、選んでもらえるような選手に常になっておきたいという気持ちは変わらない」と気を引き締めた。
今季は絶対的守護神のマルティネスにつなぐ「8回の男」として君臨した。62試合に登板して8勝4敗、防御率2・11。54ホールドポイントをマークして、セ・リーグの最優秀中継ぎにも輝いた。だが、「もっとやれたなというか、もっとやらなあかん」とワールドクラスのプレーヤーを夢見る剛腕は現状に満足することはない。
この日は新人王を獲得した22年以来となる「NPB AWARDS」に出席した。「周りを見てもすごい選手ばっかりなので、来年以降もこういう人たちと肩を並べてこういうとこに立てるように。活躍してこういうオフを迎えられるようにしたい」。アワード常連になれば、ロナウドのような破格の年俸での更改も夢ではないかもしれない。【水谷京裕】
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