


出産を経験している先輩は、アッサリした様子で言いました。「うちの両親はまだ健在だけど、別に里帰りはしなかったよ? 手伝いに来てもらうこともしなかった。もちろん子どもが生まれたことは連絡したけどね。そんなもんだよ」

先輩たちからは里帰りをせず、夫婦2人だけで乗り切るための方法をいろいろ提案されました。「自動調理鍋を買ってみたら、材料を入れるだけで一品できてすごく楽だったよ? お金はかかるかもしれないけど、いろんな選択肢があるよ」

先輩たちは親切で言ってくれたのでしょうが、私のモヤモヤは晴れません。便利な家電や産後ケアサービス? 私が本当に望んでいるのは、そういったものではありません。
私は義実家に「本当の娘」のように扱ってもらいたいだけ。義実家が「本当の家族」として里帰りを受け入れてくれること、それが私の願いなんです。だからこそ、ナナコさんの資格勉強よりも、私のお腹に宿る新しい命を優先してほしい。命に代わるものやサービスなんて、存在しません。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
|
|
|
|

