英ロンドンの自然史博物館(EPA時事) 政府は28日、英国の自然史博物館が保管しているアイヌ民族の遺骨5体が日本に返還されることになったと発表した。政府と北海道アイヌ協会の関係者が来年度の早い時期に渡英し、まずは出土地域が判明している4体を受け取りたい考えだ。
遺骨は研究などの目的で海外に持ち出されてきた。返還は2017年のドイツからの1体、23年のオーストラリアからの4体、今年4月の英エディンバラ大学からの3体に続いて4例目。
5体のうち3体は北海道八雲町で、1体は森町でそれぞれ発見され、発掘時期はともに1865年と記録されていた。もう1体が発見・発掘された場所・時期は不明。返還された遺骨は国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(白老町)の慰霊施設などに安置される。