限定公開( 2 )

16年ドラフト1位でソフトバンクからプロ入りした日本ハム田中正義投手(31)の来季年俸が、10年目で1億円の大台に到達した。28日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、2800万円増の1億円でサイン。今季は49試合に登板し1勝1敗、13セーブ。3年連続の40試合登板、2ケタセーブを挙げ、来季へ向けて「クローザーとして胴上げ投手を目指す」と目標を掲げた。
1軍完走を果たすも、納得はしていない。今季のクローザーは、高卒4年目の柳川が夏場に台頭し、リーグ終盤は、斎藤がアピール。「すごく悔しい1年だった。この借りを絶対返すという気持ちで臨みたい」。雪辱の思いを胸に「来年はボールで表現して優勝に貢献したい。『9回投げさせたい』と思わせられるような姿を、見せられるように頑張りたい」と誓った。
年明けの1月は2軍施設の鎌ケ谷で自主トレを行う予定。「防御率は今年以下。試合数も50試合超えられるように」と描き、「もう少し空振りを増やしたい」と見据えた。年俸アップ分は「兄弟4人と両親と温泉旅行に行きます」。応援してくれる家族に恩返しをしながら、自身の体と向き合う。【永野高輔】
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。