“バズーカみたいなカメラ”でミニーマウスを撮影したら……「すごっ」「手が出せる世界じゃない」　信じがたい光景が1853万表示

　東京ディズニーランド内で撮影した2枚の写真が、記事執筆時点で1853万回以上表示されるなど大きな注目を集めています。写っているのは、パレード中にカメラを見つめてにっこり笑うミニーマウスのベストショットと、その写真を“撮影する様子”。投稿には「すごっ……」「神ってる！」と称賛の声が寄せられ、3万4000件を超えるいいねを集めています。

【画像】撮影した写真

　投稿者は、ディズニー好きなXユーザーのほこりん（@Hokorin_disney）さん。Canonのフルサイズミラーレスカメラを所持しており、特に超望遠レンズで“狙撃”するように遠くのものを撮影するのが趣味だといいます。

　そんなほこりんさんが今回撮影したのは、東京ディズニーランドで12月25日までの期間限定で公演しているパレード「トイズ・ワンダラス・クリスマス！」のワンシーン。クリスマスカラーのかわいいコスチュームに身を包んだミニーマウスが、ばっちりカメラ目線を決めている瞬間を捉えています。背景には、東京ディズニーランドのワールドバザールに飾られた大きなクリスマスツリーも写っており、きらきらと輝くライトの“玉ボケ”がミニーマウスのかわいらしさを引き立てています。

　パレードの写真撮影をしたいとき、ゲストはパレードが通る道の両サイドに用意された鑑賞エリアでカメラを構えることが一般的です。しかし、人気のキャラクターが長時間滞在したり、写真を比較的撮りやすかったりする場所は、あっという間に埋まってしまうことが多いもの。特にミッキーマウスやミニーマウスの撮影をしやすいスポットは、開園直後に場所取りをしてパレード開始時間までじっと待ち続ける「地蔵」と呼ばれる行為をするゲストが多いようです。

　ほこりんさんが今回投稿した写真は、まるでミニーマウスのすぐそばから撮影したような鮮明な写りです。ところが、ほこりんさんはこの写真を“地蔵なし＝長時間の待ち時間なし”で撮影したとのこと。いったいどういうことなのでしょうか。

　2枚目の写真に写っているのは、ほこりんさんが愛用しているカメラ「EOS R3」に装着した、“ロクヨン”と呼ばれる超望遠レンズ「RF600mm F4」。カメラとレンズをCanonの公式サイトから購入した場合、265万9800円になる組み合わせです（記事執筆時点）。

　そして、カメラを構えている場所は……パレードルートから遠く離れた、シンデレラ城のふもとでした！　肉眼では被写体が見えないほどの距離でも、プロ／ハイアマチュア用の高性能レンズであればキャラクターの魅力を存分に引き立てることができるのですね。

　極太で大きなレンズが被写体をとらえようとする様子は、まるでスナイパーがバズーカのスコープをのぞいて照準を合わせているよう。まさに“狙撃”するように撮影していることが伝わります。

　なお、投稿した写真はミニーマウスが引き立つようトリミングをしているとのこと。投稿した写真へ「地蔵いらないじゃん……」と添えているとおり、長時間の場所の占有はしておらず、他のゲストへ迷惑がかからないように配慮して撮影しています。

　ほこりんさんはこの他にも、期間限定でクリスマスのスペシャルバージョンを公演している夜のパレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のミッキーマウスを捉えた幻想的な1枚や、東京ディズニーシーの水上ショー「ビリーヴ！〜シー・オブ・ドリームス〜」に登場するアラジンとジャスミンの2ショットなど、美麗な写真を複数公開しています。いずれ同じ機材で撮影したもので、被写体の動きがブレることなく、表情まで美しく捉えられています。

　自身のXアカウントやInstagramアカウント（@hokorin_photograph）では、美麗なディズニーキャラクターの写真や動画、写真の魅力を引き立てる編集方法、おすすめのレンズなどを紹介しています。

　Xには、「すごっ……！　これが600mmの世界……!!」「この距離でこんなに綺麗に撮れるもんなの？　カメラってすごいのねぇ」「この画質……さすが……」「こんなの撮りたい」「バズーカレンズの威力が良くわかる」「この距離から的確に、スナイパーすぎねぇか笑」「誰も傷つかない平和な狙撃」「完璧に捉えるその眼力、脱帽です」と驚きや称賛の声が数多く集まりました。

　また「カメラ小僧じゃなくても分かるべらぼーに高いレンズじゃん」「凄いレンズ」「ロクヨン持ってディズニーは猛者」「超望遠の世界には憧れるけど、憧れだけで手が出せる世界じゃないんだよなぁ……」と、ほこりんさんの機材に憧れる声も寄せられています。

画像提供：ほこりん/Hokorin（@Hokorin_disney）さん