
夫のお粗末な謝罪を聞き終えた私は、静かに、しかしはっきりと告げました。それが私の正直な気持ちだったのです。その言葉はリビングの空気を凍りつかせるのに十分でした。とくに夫はまるで雷に打たれたかのような青い顔で、目を見開いて私を見ています。
夫のうろたえぶりに、これまでの鬱積した感情が改めて湧き上がってきました。

私はそう言い、両親の方をチラリと見ました。両親は心配そうな表情を浮かべてはいましたが、私の意向を尊重するように穏やかに頷きました。その無言の頷きが、私の背中をそっと押してくれました。夫の顔には、来たときとは打って変わって、焦りや困惑、そしてわずかな後悔が入り混じっているように見えます。
私のこの決断は、決して昨日今日に思いついたことではありません。これまで夫にはずっと、協力してほしいと伝えてきました。でも何もしてくれなかった、その結果が今なのです。
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こうして、私は息子とともに実家に住まわせてもらうことになりました。
両親は育児に奮闘する私を全面的にサポートしてくれ、疲弊した心身を少しずつ癒してくれました。しかし将来への不安は依然として拭えません。育休が終わる頃、夫との関係がどうなっているかはまったく予想がつきません。
夫に「もう一緒に暮らせない」と告げました。離婚という言葉に動揺する夫に、まずは別居したいと伝えたのです。
両親は私の決意を静かに支持してくれました。夫は焦り戸惑っています。彼のこれまでの無理解と非協力に、私は限界を感じていました。実家での新しい生活が始まり、両親の温かさが私の心身を癒してくれました。しかし育休後の生活、つまり夫との関係への不安は消えません。もし夫が変わらなければ、私たちは完全に別れることになるでしょう。
いずれにしても、強く生きていく覚悟を決めました。
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