
アンティークな洗濯小屋のドールハウスを作る様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で4万5000回以上再生され、1900件を超える“高評価”が寄せられています。
投稿者は、のんびりとミニチュア作りを楽しむ様子を公開しているYouTubeチャンネル「羊の家。」さん。今回の動画では小さな洗濯小屋のアンティークなドールハウスを作ります。早速作り方を見ていきましょう。
始めに建物用の薄い木の板を必要なサイズに切っていきます。側面に接着剤を塗って貼り合わせ、幅が細い板を重ね貼りしたら、茶系の塗料で色付けします。
極細の棒を組み合わせて窓の桟や枠を作ります。色を塗って短く切り、ガラスに見立てたプラ板をはめ込んでいきます。先が細い工具を使って針金状のパーツを組み合わせていくと、開閉可能な窓の完成です。
|
|
|
|
枠組みに板を貼って小屋の壁を作ったら、幅が細い板を重ね貼りします。壁の色は、ある面は茶系→白系の重ね塗り、ある面は白系→半分だけ茶系→更に白系と重ねていきます。壁に開けた穴に枠組みを作って先ほど作った窓をはめ込んでいきます。
別の板を用意して細かい板をずらしながら貼っていき、2種類の塗料を塗ると天窓付きの屋根が完成。こちらも開閉できるギミックが仕込まれています。
別の板を小さく切って組み合わせ、流し台を作ります。足元や背面の立ち上がりにはヤスリをかけて曲線に。引き出しや扉も作っていきます。一度茶系で塗ってからマットカラーの塗料を塗り、更に色を重ねて使い込んだ感じを演出します。
続いて取り掛かったのはストーブ作りです。アーチ型の板を重ね合わせて造形を表現し、煙突や細かいパーツを作っていきます。濃い茶系の塗料を全体に塗り、別の塗料を重ねていくと、黒っぽくて重厚な、まるで鉄でできているようなストーブが現れました。
次に、細長い木材を組み合わせてアイロン台を作っていきます。交差した所には金具を付けて折りたたみできる仕様に。明るい茶系で塗装して汚れ加工をしたら、使い込まれたアイロン台になりました。
|
|
|
|
楕円形のバケツは素材を切る所からスタート。カーブを付けて接着し、細いテープを貼って凸凹を表現します。針金を加工して取っ手を付けたら茶系→水色の塗料を重ね、半ツヤだしの塗料を塗って、汚れ加工をしていきます。
バケツの中にレジン液を入れて、洗濯物に見立てた小さい布や洗濯板を置いていきます。白い布とレースを組み合わせて作るのは、タオルやハンカチ。糸を通して洗濯バサミで挟み、干されている洗濯物を作っていきます。
その他、テーブルやベンチも1つ1つ丁寧に制作。細かい装飾の物干し台や粘土をベースにしたアイロン、手動の脱水機、靴下の木型……などを次々に作っていきます。これらのパーツをピンセットで配置していくと、クラッシックな洗濯小屋の完成です。
出来上がった洗濯小屋は、人の声や水の音が聞こえてきそうなリアルな仕上がり。コメント欄には「昔の洗濯小屋の雰囲気がよく表現されていて感動しました」「細かいディテール 錆の具合まで 本当に丁寧な作業に見とれたまま見終わりました。道具も洗濯物もこだわりを感じます。本当にすてきです」「集中力が凄すぎる。こんなに丁寧に丁寧にきれいにずっと細かく仕上げていく才能がすごすぎます」「小さな空間で大きないやしを受けた幸せな映像でした」といった称賛の声が国内外から多数寄せられています。
YouTubeチャンネル「羊の家。」では他にも、うっとりと見入ってしまうようなミニチュア作品をたくさん公開しています。
|
|
|
|
動画提供:YouTubeチャンネル「羊の家。」さん
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

動画の倍速視聴、本当に効率的?(写真:ITmedia NEWS)105

動画の倍速視聴、本当に効率的?(写真:ITmedia NEWS)105