
156人が死亡した香港のマンション火災からきょうで1週間です。延焼を免れた建物の住人にはきょうから2日間、1度だけ帰宅して荷物を持ち出せる機会が設けられています。現場から中継です。
火災現場となったマンションの近くに来ています。発生から1週間、きょうも朝から多くの人たちが献花に訪れています。
先月26日に発生したこのマンション火災では、これまでに消防隊員1人を含む156人が死亡していて、いまもおよそ30人と連絡が取れていません。きょうから2日間、延焼を免れた1棟の住人は1度だけ帰宅することが許されていて、朝から歩いて帰宅する人たちの姿が確認できました。
両親の自宅へ向かう女性
「薬です。一番は薬と厚めの服を。(両親は)長く住んできたので、できれば住み続けたいと言っています」
帰宅は1世帯2人まで、滞在時間は最長1時間半となっていて、その間に必要な荷物を持ち出せるということです。
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一方で、出火当時、マンションに取り付けられていた防火基準に満たない保護ネットをめぐり、過失致死の疑いで新たに2人が逮捕され、この関連での逮捕者はあわせて15人となりました。
