画像提供:マイナビニュースLINEヤフーが提供する「ヤフー・データソリューション」はこのほど、「Yahoo!検索」のビッグデータを分析し予測した2026年にヒットが期待されるキーワード10点を発表した。
「ヤフー・データソリューション」は、「Yahoo!検索」の膨大なビッグデータを分析し、次の年に流行することが期待される商品や事象を予測・解説したヒット予測レポートを公開している。昨年発表したレポートにおいて、もっとも関心を集めたのはぬいぐるみの「ラブブ」。ヒット予測モデルが予測した時点の検索数と比較して、最大で約240倍も増加するほどの上昇を見せるなど、ヒット予測モデルの可能性を改めて感じさせる結果となっている。
今年も、2026年にブレイクが期待できる10キーワードを発表する。
○大人のシール
2025年、シール文化が再び脚光を浴び、かつてない盛り上がりを見せている。ぷっくり質感が特徴の「ボンボンドロップシール」が火付け役となり、2026年には"大人が楽しむシール"へと進化。検索では「大人のシール帳」「大人の図鑑シール」「おはじきシール」など、懐かしさと新しさを兼ね備えたキーワードが上昇している。
○コグマパン
「コグマパン」は、韓国語で「さつまいも」を意味する「コグマ」にちなんで名付けられたパン。さつまいもを練り込んだ生地や、濃厚なスイートポテト餡を包んだ甘い味わいが特徴で、見た目も本物のさつまいもそっくりに仕上げているものが多くSNS映えすると話題に。韓国カフェやベーカリー発のトレンドとして、日本でも人気が広がっている。
○ちきゅうのにわ
「ちきゅうのにわ」は、イオンファンタジーが手がける屋内型プレイグラウンド。0歳から12歳までの子どもが対象で、地球や自然の神秘をモチーフに、「空」「火山」「氷山」など多彩なエリアで体を使って遊べる施設となっている。2023年に東京ソラマチ店が1号店としてオープン。それ以降も展開を進めており、検索数もそれに併せて増加している。
○ハイロックス(HYROX)
「ハイロックス(HYROX)」は、1kmランニングと8種のワークアウトを交互に行う"走るフィットネスレース"。スキーエルゴやスレッドプッシュ、ウォールボールなど全身を使う種目で構成されている。2017年にドイツ・ハンブルクで誕生し、現在は世界30か国以上で開催。記録を競いながら限界に挑む新感覚の競技として、日本でも人気が高まっている。
○mojojojo
「mojojojo(モジョジョジョ)」は、ぬいぐるみ作家・尾崎歩美さんが2013年に立ち上げた手縫いぬいぐるみブランド。手縫いならではの温かみと、どこか“のほほん”とした表情が魅力で、動物をモチーフにした愛らしいキャラクターが人気。特にカプセルトイシリーズは新作のたびに検索数が急上昇するほど話題となっている。
○ラーティアオ
「ラーティアオ(辣条)」は、中国で人気のスパイシーなお菓子。小麦粉を練って乾燥させたスティック状の生地に、唐辛子や花椒、醤油などで味付けしたピリ辛調味料を絡めたもの。独特の辛さと香り、もちっとした食感がクセになると若者を中心にブームになっている。
○近沢レース店
「近沢レース店」は1901年(明治34年)創業の横浜・元町発の老舗レース専門店。繊細なレースや刺繍を用いたハンカチ、ポーチなどの小物が人気で、贈り物としても高く評価されている。異国情緒漂う上品なデザインが特徴で、2025年に入り急激に検索数が増加。コラボアイテムも発表されるたびに話題になっている。
○アフューム(arFUM)
「アフューム(arFUM)」は、韓国で人気のランドリー用品ブランド。中でもジェルボール型洗濯洗剤が人気で、1粒で洗浄・抗菌消臭・柔軟・保護・香りの5役を果たし、上品な香りが長く続く。カラフルで透明感のあるデザインや、香水のような華やかな香りも魅力で、"映える洗剤"として支持されている。
○ブラインドボックス
「ブラインドボックス」は、中身が見えない小型フィギュアやグッズを、外観が同一の箱で販売する方式。中身はランダムに封入されており、購入者はどれが当たるか事前にはわかりない。2025年にヒットしたラブブでも採用された方式で、レアやシークレットを含む収集性と、開封の楽しさが魅力となっている。
○ヨアジョン
「ヨアジョン(YOAJUNG)」は韓国発のフローズンヨーグルト専門店。自家製ヨーグルトアイスにコムハニーやフルーツ、ナッツなど多彩なカスタマイズが可能。韓国で数百店舗以上を展開し、SNS映えスイーツとして人気に。2025年には大阪・コリアタウンで日本初上陸し、その後、新大久保や原宿にも出店している。(CHIGAKO)