トランプ米大統領=8日、ワシントン(AFP時事) 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、ホワイトハウスでの会合で、米国の農家に120億ドル(約1兆9000億円)規模の資金供与を行うと表明した。貿易摩擦激化による大豆など農産物の対中輸出停滞や、物価高で生産コスト上昇に苦しむ農家を支援する。
米農務省によると、110億ドルは大豆や小麦、トウモロコシ、コメなどを生産する農家向け。2025年度における市場の混乱などによる損失の一部を穴埋めする。資金供与は26年2月末までに行われる見通し。残り10億ドルは砂糖などを生産する農家が対象になるという。