クラブW杯でも導入された飲水タイム [写真]=Getty Images 国際サッカー連盟(FIFA)は8日、FIFAワールドカップ26の各試合中に飲水タイムを設けることを発表した。
過去最多の48カ国が参加し、来年6月からアメリカ、カナダ、メキシコの北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ。現地時間5日にはグループステージの組み合わせ抽選会が行われ、8大会連続8度目の出場で優勝という大きな目標を掲げる日本代表は、オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフ・パスB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのうち1カ国)と同じグループFに入った。
本大会開幕まで半年程となる中、FIFAは全試合の前後半途中にそれぞれ3分間の飲水タイムを設けることを発表。天候や気温、開催地、試合会場の屋根の有無に関わらず設けられ、前後半の22分頃に主審のホイッスルによって試合が中断される。FIFAは飲水タイムの導入について「夏にアメリカで開催されたFIFAクラブワールドカップ2025を含む過去の大会の経験を踏まえ、選手の最高のコンディションを可能な限り確保するための重点的な取り組みの一環」と発表している。
また、大会全体の開幕戦となる現地時間6月11日のメキシコvs南アフリカ(会場:メキシコシティー)に加え、カナダでの初戦となるカナダvs欧州プレーオフ・パスA勝者(会場:トロント)、アメリカでの初戦となるアメリカvsパラグアイ(会場:ロサンゼルス)の2試合でも開会式を行うことも発表。7月19日の決勝戦では閉会式のほか、大会史上初となるハーフタイムショーが開催されることも決定した。