日曜劇場「リブート」(C)TBS鈴木亮平が善悪を行き来する一人二役で主演、戸田恵梨香が共演する日曜劇場「リブート」に、永瀬廉と「Mrs. GREEN APPLE」の藤澤涼架が出演決定。2人でバディを組む。
本作は、黒岩勉の完全オリジナル脚本で、構想に3年をかけた超力作。妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸(鈴木亮平)は、自らの潔白を証明し真犯人を見つけ出すため“愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂の顔に変わる(=リブートする)”という決意をする。
嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒涛のスピードで展開していく“エクストリームファミリーサスペンス”だ。
行き場のない子どもを救うNPO法人の職員にして、合六亘(北村有起哉)の裏組織では実行役を務める男・冬橋航を演じるのは永瀬廉。
2023年4月期の「ラストマン−全盲の捜査官−」以来のTBS連続ドラマおよび日曜劇場への出演となる永瀬が、もがき苦しむ主人公と様々な局面で対峙するこの役をどう表現するのか注目。
冬橋と表と裏のどちらでもバディを組む霧矢直斗役を演じるのは、「Mrs. GREEN APPLE」の藤澤涼架。藤澤は今回が連続ドラマ初出演となる。
アーティストとしての表現力を土台に、俳優としても活動を広げる藤澤のフレッシュな魅力と型にはまらない演技が、霧矢役に彩りを与えるはずだ。
子どもを支援するNPO法人の職員という明るい表の顔と、合六の裏仕事の実行役という闇の顔を持つ冬橋。その冬橋と常に行動を共にし、裏の仕事ながら常に明るくムードメーカー的な存在の霧矢。2人は合六の命令で儀堂を監視することになり、儀堂にリブートした早瀬に密接に関わっていく。
それは同時に、早瀬の違和感にも近づいていくことに…。はたして、この2人は味方なのか敵なのか。リブートした早瀬は彼らを利用して真実にたどり着くことができるのか、期待が高まる。
新キャストよりコメント到着
永瀬廉:冬橋 航(ふゆはし・こう) NPO法人「しぇるたー」職員/合六の部下
子どもを支援するNPO法人の職員。それは表の顔で、裏では合六の直属の部下として合六の仕事の実行役を担う。儀堂への連絡係も担当していて、合六の命令に背いていないか、監視も行う。
<コメント>
また日曜劇場に呼んでいただけて本当に嬉しく、身が引き締まる思いでした。
脚本の黒岩さんが書かれた台本はとても面白く、全体的にダークな雰囲気が漂い、複雑に絡み合ったストーリー展開なので、最初は「自分の役をどう演じようか」と考えることも忘れるほど夢中になってしまい、読み進めるうちに自然と物語の世界へ入り込んでいました。
僕が演じる冬橋は、今まで演じた役の中で一番バイオレンスな部分を持っています。しかし、ただ暴力を振るうだけでなく、そこには内に秘めた悲しい気持ちや、ある目的があり、ただの悪ではない、葛藤を持った人間として描かれています。彼だけではなく、登場人物それぞれに正義があるのがこの「リブート」という作品です。自分なりの正義を貫き通す冬橋という役に出会えたこと、とても光栄でしたし、プロデューサーの東仲(恵吾)さんと黒岩さんに感謝をしています。
亮平さんはとても頼りになる方で、一つ一つのシーンに一切の妥協をしない姿勢が本当に魅力的でした。尊敬できる部分ばかりで、共演を通して多くのことを、その大きな背中を見ながら学ばせていただきました。
体格差がある分、亮平さんの持つ圧倒的なオーラや威圧感に負けないよう、冬橋としてしっかり面と向かって怯まずにいられるよう、気持ちの強さを大事にしながらお芝居をさせていただいていますので、見守っていただければ幸いです。
物語は怒涛の展開が続き、毎回思わず息をのむ瞬間があります。
何度観ても楽しめる作品になっているので、1回目は推理しながら観ていただいて、次は全ての真相を分かった上で、このときの行動はこういうことだったんだ! と登場人物1人1人にフォーカスを当てて観ていただけると、より深く楽しめる作品になっています。
個人的に注目していただきたいのは、冬橋と早瀬との関係性の変化です。回を重ねるごとに、2人の関係性や冬橋のスタンスが変化していく様子は、僕自身も演じていて非常にやりがいを感じました。一秒たりとも見逃せない「リブート」をどうぞお楽しみに!
藤澤涼架:霧矢直斗(きりや・なおと) 冬橋の仕事仲間
冬橋とバディを組んでいる仲間。並外れたコミュニケーション能力を持つ明るいキャラクター。言葉遣いが悪く軽薄だが、冬橋の命令には忠実に従う。
<コメント>
初めての連続ドラマ出演が日曜劇場でとても光栄です。台本の読み方から学びつつ、お話を読み進めていきました。全体的にシリアスで、誰が味方で誰が敵なのか疑い深く考察したりと、ページをめくるごとに息を呑むシーンばかりで惹き込まれる一方でした。そんなダークな空気感の中でも僕が演じる霧矢は他の登場人物に比べて少し抜けているというか、力みが無い感じがどこか安心するような・・・。でもそれすらも、何か裏を持っているような・・・。僕自身読み進めていく中で、霧矢の内側に迫っていくのが、終盤まで非常に難しかったです。
不器用ながらも霧矢には霧矢なりの愛情が強くあり、そんな心情が垣間見えるところにグッと来ます。そんな事を大切にしながら、霧矢を精一杯演じさせていただきました。あたたかく見守っていただけると幸いです。
鈴木亮平さんは、右も左も分からず体当たりで臨んでいた僕にいつも親身にアドバイスを下さり、本当に有り難かったです。演技に対しての情熱、そして現場の空気感を大切にされている亮平さんのもとで初の連続ドラマに出演できた事に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
シリアスなシーンが沢山ありますが、何よりもこの作品の大事なテーマは「家族愛」です。この物語にも様々なかたちの家族があります。それぞれの愛と信念が交差していき、時にぶつかり、時に混ざり合う。そういった部分での、駆け引きの緊張感を楽しんでいただけるのではないかと思います。
日曜劇場「リブート」は2026年1月、毎週日曜21時〜TBS系にて放送。
(シネマカフェ編集部)