【箱根駅伝】大八木総監督の声かけ地点は「もう…フリーです」駒大・藤田監督の告白に会場爆笑

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2025年12月10日 20:39  日刊スポーツ

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第102回箱根駅伝トークバトルで大会の目標を語る監督たち。左から青学大・原晋監督、駒大・藤田監督、国学院大・前田監督、早大・花田監督、中大・藤原監督(撮影・垰建太)

第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)のチームエントリーが10日、発表された。同日、都内で監督トークバトルが行われ、「5強」に挙げられる青学大、駒大、国学院大、早大、中大の5校の指揮官が舌戦を繰り広げた。


青学大・原晋監督は「駒大の大八木(弘明)総監督は運営管理車に乗るのか?」と質問した。箱根駅伝では指揮官が運営管理車に乗車し、背後から選手に声をかけるのが風物詩。22年度まで駒大を率いた大八木総監督が「男だろ!」と鼓舞する姿は、駅伝ファンの間で広く浸透している。


原監督が「『男だろ!』という声かけで120%の力が発揮される。原監督の声かけも意外とすてきなんですけど、大八木さんの声かけで元気をもらえる。管理者に乗車されるのか? どこの区間で声をかけるのか?」と切り込むと、駒大・藤田敦史監督は「(大八木が)乗る場合は、私、後ろですから」とつぶやき、会場からは大きな笑いが起こった。


原監督から「(乗車しない場合は)どこにいるんですか?」とたたみかけられると、藤田監督は「もう…フリーです。私も分からない。私も途中で見つけますから」と告白。会場からはさらに笑いが起こり、駒大出身の国学院大・前田康弘監督も「最高ですよね。面白いっすね。今も『大八木さん』と聞くと、背筋がピンとなりますから」と爆笑していた。【藤塚大輔】


◆今季の出雲 1区から4度首位が入れ替わった。4区で国学院大の辻原が区間新の快走で逆転。最終6区で上原が2位に38秒差をつけて、2年連続3度目の優勝を飾った。


◆今季の全日本 駒大は5区の伊藤が区間新の快走を見せて首位に浮上。続く村上、佐藤、山川も区間3位以内にまとめて独走。2位に2分1秒の大差で2年ぶり17度目の優勝をした。

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