
落とし物をしてしまうと利用した施設や公共交通機関など、それぞれに問い合わせするのが大変ですが、こうした手間を減らすことができる新たなサービスが広がっています。
JR・羽田空港・タクシー・バスも 落としものを「一括検索」できるアプリ20代
「miu miuのヘアピンを落として、警察にも行きましたし、ご飯屋さんのほうにも『落としてないですか』と連絡をして」
20代
「キャッシュカード兼デビットカードを落としてしまって、無いと厳しかったので、一週間くらい仕事の合間にさがしに行ったりしました」
どこで落としたのか分からないことも多い落とし物。
利用した施設や公共交通機関など、それぞれに問い合わせするのが大変ですが、こうした手間を減らすことができる新たなサービスが広がっています。
それが「find chat(ファインドチャット)」。
落とした物の特徴、日時、場所などを入力して検索するとAIが登録されている各施設の落とし物情報と照合してくれます。
最終的にはオペレーターから返答があり、預かっている可能性が高い施設が分かるという仕組み。
すでに空港や大手タクシー会社も導入していて、まとめて落とし物が探せるようになっています。
今後は、JR東日本や渋谷スクランブルスクエアなど、導入は21社まで広がる見込みです。
日本語だけでなく多言語化されているので、外国人観光客にとっても良いサービスですね。
|
|
|
|
井上貴博キャスター:
「京急電鉄」では1か月に約1万個の落とし物があるといいます。
これらを、駅係員がパソコンで「日時」「場所」「種類」「ブランド」「大きさ」などの情報入力をしていて、1個あたり5分〜20分かかっていたということです。
システム導入後は、写真を撮って「日時」と「場所」を入力するだけでAIが情報を処理してくれます。最短1分ということで、効率化にも役立っているということです。
