
結婚して生活を共にするようになると、見え方は少しずつ変わっていきます。豪快で頼もしく見えた夫の飲みっぷりは、今の私からするとただの深酒で、だらしなさや自己管理の甘さが目立つように見えます。
最近では酔い潰れることが増え、吐いたり失禁したりすることも……。私より体の大きい夫を介抱するのは一苦労だし、何より夫の体調が心配です。そんななか、また飲み会があるから参加したいと言われました。
友だちに会うだけなら、私が一緒に行っても問題ないはず。そう提案すると、夫は困ったような顔をしていました。
これまでの度重なる失態と健康診断の悪い結果には夫自身も思うところがあったようで、飲みに行くのは控えているのです。でも……少しかわいそうになるときもあります。そこで私は、夫が自分でお酒を控えられるか確認するため、飲み会に付き添うことにしたのです。
|
|
|
|
飲み会に同行してみると、案の定、仲間たちが次々にお酒を勧めてきました。私がいくら夫を注意しても、まわりがどんどんお酒を注いできました。
私は陽気でお酒好きな夫に、かつては魅力を感じていました。
しかし結婚後、その豪快さはだらしなさへと変わり、深酒の末の嘔吐や失禁に悩まされる日々になったのです。
最近は夫の体調も心配で、飲み会へ行くのは制限してもらっています。
でも夫の唯一の楽しみを奪うのは気が引けました。
|
|
|
|
しかし仲間たちにお酒を勧められるまま飲み出した夫を見て、参加させたのは失敗だったと後悔しています。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・梅蔵うめ 編集・海田あと
