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ドン・キホーテ(東京都目黒区)は、2月オープンのドン・キホーテ高知店をもって47都道府県すべてに出店したことを受け「○○をドンキで買いがちな都道府県はどこだ!調査」を実施した。その結果、パーティーグッズを最も購入した都道府県は「東京都」であることが分かった。都民の21.4人に1人が買った計算になるという。
2位以下は「沖縄県」(27.8人に1人)、「大阪府」(38.7人に1人)が続いた。
商品別では、上位3都府県ともに販売数1位は風船をふくらませる際に使用するヘリウム缶、2位は血のりペイント。東京都と大阪府では、「本日の主役」タスキが販売数上位に入った。一方、沖縄県ではフェイスペイント用の絵の具各種が上位10商品中4商品を占めた。
ドン・キホーテは「東京や大阪では(誕生日やお祝い事などの)主役をたてたパーティーが多く、沖縄ではイベントなどのみんなで集まるパーティーが多いのでは」と分析している。
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理美容家電の1位は「沖縄県」(17.2人に1人)で、2位以下は「愛知県」(21.7人に1人)、「三重県」(22.6人に1人)だった。
商品別に見ると、上位3県に共通してマッサージ家電とスマホ連動イヤークリーナーがランクイン。沖縄県は顔の産毛カッターやバリカンが上位で、愛知県や三重県では高価格帯のヘアアイロン、ドライヤーの人気が高かった。
●キャリーケースのランキング
プロテイン関連の1位は「沖縄県」(6.5人に1人)で、2位は「愛知県」(7.9人に1人)、3位は「三重県」(9.7人に1人)だった。
ドン・キホーテのサービス「マジボイス」の口コミでは、沖縄県民は価格の安さを評価する声が多く見られ、愛知県民は飲みやすさや味へのコメントが多かった。味に関しては、上位3県に共通してココア・チョコレート系のフレーバーが人気だった。
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キャリーケースの1位は「沖縄県」(45.7人に1人)で、2位以下は「東京都」(46.6人に1人)、「京都府」(85.8人に1人)という結果に。
商品別では、沖縄・東京ともに大型サイズの商品が上位を占めており(10商品のうち7商品がLサイズ以上)、「長期の旅行に出かける方が多いと推測される」(ドン・キホーテ)。
●洋酒のランキング
香水の1位は「沖縄県」(25.4人に1人)で、2位以下は「静岡県」(33.3人に1人)、「群馬県」(34.4人に1人)が続いた。
商品別に見ると、沖縄県で最も人気が高かったのは、同社オリジナル製品の「DUBYENOTE ボディミスト 250ml #02」。同シリーズは250ミリリットルで879円(店舗により異なる場合あり)と、価格に対する容量の多さが評価され、支持を集めたという。静岡県と群馬県でも、低〜中価格帯の商品が人気を集めた。
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紅生姜関連の1位は「鳥取県」(55.4人に1人)で、2位以下は「長野県」(65.0人に1人)、「富山県」(69.0人に1人)だった。
鳥取県民から最も支持を集めたのは「最後まで美味しい紅生姜せん」。北陸・甲信越の3県では、「かける紅生姜」「紅生姜タルタル」が他の商品を大きく上回る販売数量を記録していた。
洋酒の1位は「山梨県」(7.0人に1人)で、2位以下は「沖縄県」(9.4人に1人)、「東京都」(9.6人に1人)という結果に。
商品別では、山梨県の販売数量上位10商品のうち7商品がウイスキーだった。沖縄県では、販売数量上位10商品中5商品にクライナーファイグリング(ドイツ生まれのリキュール)がランクインした。ドン・キホーテは「沖縄では独自の飲み会文化も根付いており、若年層が集まる機会のパーティー酒として支持されている」と分析している。
●「偏愛めし」のランキング
ドン・キホーテの総菜・弁当のブランド「偏愛めし」の1位は「鳥取県」(12.2人に1人)で、2位以下は「愛知県」(12.3人に1人)、「三重県」(14.9人に1人)が続いた。
商品別に見ると、上位3県ともに売り上げ1位は「あんだく溺れ天津飯」、2位は鳥取県が「ころもが主役のチキンカツ弁当」、愛知県・三重県が「ジューシィ焼鳥ゴロっと丼」となった。
焼きいもの1位は「沖縄県」(3.2人に1人)で、2位以下は「鳥取県」(3.8人に1人)、「青森県」(5.4人に1人)だった。
上位5県を見ると、北から南まで全国で偏りなく購入されており、“寒い時・地域の食べ物”という固定概念をくつがえして沖縄県が1位となった。
調査は、各商品カテゴリーの売り上げ数量(免税売り上げは除外)を店舗ごとに算出。各都道府県の人口を、売り上げ数量(店舗所在地の都道府県で合算)で割り、算出した。集計期間は2024年10月1日〜2025年9月30日。
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