大手5行、固定金利上げ=長期金利上昇で―1月住宅ローン
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2025年12月30日 19:01 時事通信社

大手銀行5行は30日、来年1月に適用する住宅ローン金利を発表した。長期金利が19年半ぶりに2%台に乗るなど大きく上昇していることを踏まえ、代表的な固定10年の基準金利を全行が引き上げる。変動金利は5行ともに据え置いた。
10年固定の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.42%引き上げ2.68%、三井住友銀行が0.3%引き上げ2.65%、みずほ銀行が0.25%引き上げ2.55%。三井住友銀は2001年の発足以来、最高水準を更新する。三井住友信託銀行は0.19%引き上げ2.845%、りそな銀行は0.28%引き上げて2.945%とする。
一方、日銀による今月の利上げを受け、5行は変動金利の基準となる短期プライムレートを来年2〜3月にそれぞれ引き上げる予定。これにより変動金利は早ければ3月から上がる可能性がある。
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