佐野航大にフェイエノールトが正式アプローチか…クラブが求める移籍金は21億円以上?

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2025年12月30日 23:14  サッカーキング

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NECの中心選手として活躍する佐野航大[写真]=Getty Images
 フェイエノールトは、NECに所属する日本代表MF佐野航大の獲得に向けて正式な接触を図ったようだ。30日、大手メディア『ESPN』オランダ版が報じている。

 現在22歳の佐野は、2023年夏にファジアーノ岡山からNECに完全移籍で加入した。主力選手に定着すると、ここまでクラブ通算77試合出場で10ゴール8アシストを記録。今季はさらにその存在感を増しており、リーグ戦全試合でスタメンフル出場を果たしている。

 このような活躍を受けて、エールディヴィジ(オランダ1部)の名門PSVや、兄・海舟が所属するブンデスリーガ(ドイツ1部)のマインツが関心を示していると伝えられている。そして今回の報道によると、日本代表FW上田綺世と同DF渡辺剛が所属するフェイエノールトが、佐野の獲得に向けて正式なアプローチをした模様。中心選手でもあるオランダ代表MFクインテン・ティンバーの現行契約が今季限りで満了と、その将来が不透明となっていることから、佐野に白羽の矢が立ったとされている。

 また、同メディアは27日、「佐野航大、サミ・ウィッサ、小川航基、塩貝健人といった選手には複数のクラブが関心を示している」と報道。好調NECを支える主力選手たちがステップアップする可能性を指摘している。さらに、カルロス・アールバースTD(テクニカルディレクター)は、クラブの移籍戦略について、「長期的な目線で断れないオファーがあれば検討する。でも、それは我々の最優先事項ではない」と語りつつ、以下のように続けている。

「トップチームの選手の成長は加速している。毎年、10人の新加入選手と10人の退団選手が見込まれる状況だ。このペースは過去よりも早いサイクルであり、より迅速に予測する必要がある」

「移籍金は上昇し続けるトレンドにある。1000万ポンド(約21億円)の移籍金は今後も続くだろうし、これはクラブに強固な基盤を築くものだ。適切なタイミングで選手を獲得するには時間と労力が必要で、タイミングが鍵となる」

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