【言葉の力 メジャー 侍ジャパン アマチュア編】大谷翔平「情熱を次に世代に」ミスター悼む

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2025年12月31日 07:47  日刊スポーツ

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本塁打を放ち、ダイヤモンドを回る大谷翔平

<2025年メジャー 侍ジャパン アマチュア編>



年末恒例の「言葉の力」を、今年も3回に分けてお届けします。日々取材する担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で、2025年を振り返ります。第3回はメジャー、侍ジャパン、アマチュア編です。


    ◇    ◇    ◇


ドジャース 大谷翔平「会話をしていても、すごく野球に対する愛情っていうのが深い方なのかなっていう印象を受けたので。非常に残念なニュースでしたけど、その情熱を現役の僕らが次の世代につないでいければいいんじゃないかなと思ってます」


(6月14日、長嶋茂雄さんが亡くなってから公で初コメント。ミスターの遺志を受け継ぐ覚悟を示した=斎藤庸裕)


ドジャース 大谷翔平「無事にまず生まれてきてくれて感謝してますし、寝不足気味でしたけど、なんて言うんですかね、心地のいい寝不足というか、幸せな寝不足だったので。球場でも動けていた」


(4月29日、第1子となる長女が誕生後で初となる本塁打。家族が増え、新生活の一端を明かした=斎藤庸裕)


ドジャース 山本由伸「やりきったから、今まで感じたことないような喜びも今、感じてますし、本当にやりきったからこそ、やってよかったなって。すごい1日になりましたし、また1つレベルが上がったような、そんな感じがします」


(11月1日、連投でワールドシリーズ第7戦に登板し、胴上げ投手でMVPに輝いた直後の会見。充実感と同時に向上心をのぞかせた=斎藤庸裕)


パドレス ダルビッシュ有「とにかく疲れました。いろんな不具合と毎球毎球向き合いなので、体もそうですけど、精神的に疲れた1年。(だが)まだ成長はできると思うので」


(10月2日、ワイルドカードシリーズ第3戦で敗退。故障で苦しんだシーズンを振り返って=四竈衛)


侍ジャパン 井端弘和監督「みんな監督をやられている方というのは同じだったんだなと思います」


(11月15日、球心会イベントで侍ジャパンの監督として優勝経験のある王貞治氏、栗山英樹氏から「最後は自分だから」と金言を授かった)


王子・湯浅貴博監督「徳川家康でありたいという思いを持ったり、織田信長のようになっていかないといけないと思ったり。豊臣秀吉のように成り上がっていかないといけないところもあったり。歴史を学びながら、どういうチームが強いのかを考えてきました」


(9月7日、都市対抗準決勝に勝った後、理想の監督像を語る。翌日の決勝戦で21年ぶりの制覇に導く=平山連)


沖縄尚学 比嘉公也監督「おばあちゃんとかから、悲惨さというのはしょっちゅう聞かされた。地上戦が行われた沖縄で、今こうやって平和にできる。とにかく沖縄が高校野球を通じて盛り上がっていったら、それが一番いいかなと思います」


(8月23日、戦後80年の年に夏の甲子園で日本一=林亮佑)


仙台育英 須江航監督「人生最高の夜更かしですよ。『夏休みの思い出でお友だちと夜更かししたんだ』って、最高の思い出じゃないですか」


(8月17日、沖縄尚学に延長タイブレークの末に敗れ3回戦敗退後、2部制導入の是非を問われて。キラリと光る名言を残し、夏の甲子園を去った=平山連)


日大三 小倉全由前監督「男はな(胸に手を当て)ここに止めておかなきゃいけないもんがあるんだ。それが男! 我慢が必要だ。今回の負けを自分の力にするんだ。お前はそれをやれる男だ」


(8月23日、甲子園決勝戦後。宿舎で行われたミーティングで、試合中に審判の判定にふてくされた態度を見せた近藤優樹投手に向け=保坂淑子)


県岐阜商 横山温大「このためにやってきた。努力した自分に感謝したい」


(8月19日、甲子園準々決勝で横浜を破った後のインタビュー。左手のハンディを克服して初戦から全4試合連続で安打を放ち、4強入りに貢献した=中島麗)


立命大 有馬伽久「自分でもびっくりするくらい腕が振れていましたし、自信を持って投げれていたのですごくよかった。打たれる気はあまりしていなかったですし、どんどん攻めていく気持ちで投げていました」


(11月14日、明治神宮大会初戦で大会新となる10者連続奪三振の無双投球=林亮佑)


ホンダ鈴鹿・井村勇介「試合前からいい感じで全部のボールが良かった。絶対に最後まで行くという気持ちだった。記録はラッキー。この状況を見てすごいなと」


(11月4日、日本選手権でJR西日本相手に完全試合達成。試合後の取材では報道陣が通常の倍以上集まり、驚きながら大記録を喜んだ=林亮佑)


早大 小沢周平「100年の歴史は今日の戦いの先にあり、次の100年は今この瞬間から始まります」


(4月12日、東京6大学野球100周年を告げる春季リーグ開会式で、力強い選手宣誓を行った=平山連)

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