
球団史上最多勝利での独走Vを狙う。
日本ハム新庄剛志監督(53)が7日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷でのスタッフミーティングに出席。就任5年目を迎える今季目標に「96勝」でのリーグ優勝を掲げた。球団最多勝利は、前回優勝した16年の87勝。2年連続最多勝右腕の有原航平投手(33)を新たに加え、球団記録を大きく更新する圧倒的勝利数で、10年ぶり頂点へ返り咲く。
◇ ◇ ◇
浅黒く日焼けした新庄監督が、大ぶりなサングラスに黒の革手袋をはめ、さっそうと鎌ケ谷に登場した。スナイパーのようないでたちでぶち上げたのは、ド派手な目標だ。「打倒(ソフトバンク)小久保裕紀(監督)。ダントツで差をつけて勝つ。96勝、いける。細かい野球ができたらね。もう長打力はあるので」。細部を詰め、序盤から一気に突き放し、10年ぶりのリーグ優勝をたぐり寄せる。
力を引き上げるキーマンの1人が、今オフ獲得した最多勝右腕有原だ。球団とは8月の時点で、補強できるか話し合ったという。「さすがですね。獲得できるんですからね。うれしかったですね」。伊藤と2年連続で最多勝を分け合った最強ニューカマーには、大事な一戦を任せる。「もちろん、エスコン1発目は有原君で行きたいな」と、3月31日のホーム開幕ロッテ戦での先発を予告した。
|
|
|
|
16年の日本一を知る新戦力には「18勝ぐらいいける」と期待。今季より4勝上積みさせるプランは既に頭にある。「1回から3回までの有原君が普通のピッチャーに見える時が多かった。ちょっとテンポが悪いかな。そこさえ直せば」と提案。その上で「いろいろ考えて投げていると思うんですけど、キャッチャーの方が工夫してポンポン、ポンポン、リズムを作らせて」。気持ち良く投げさせ、さらに力を引き出す。
ソフトバンクとの開幕3連戦に先発する伊藤、北山、達に加え、4戦目の先発までイメージができた。指揮官はさらにスタートダッシュに向けた構想を口にした。「本人と話し合って(有原には)180イニングは必ず投げてもらいたい。僕の中では伊藤君、有原君、北山君、達君は、中5でいけるんじゃないかな。最初の3カ月ぐらいは中5でいって、また休憩をちょっとはさんで」。4人の登板間隔を詰めることで確実に白星を積み上げ、独走Vへの下地をつくる。【永野高輔】
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。