
転職サイトなどを運営するエン(東京都新宿区)は、「転職時の引きとめ・家族の反対」に関するアンケート調査を実施した。その結果、53%が転職を切り出した際、在籍企業からの引きとめを受けたことが分かった。
引きとめを受けた人という人に、その後のことを聞くと「転職した」が66%、「一度は引きとめに応じたが、改めて転職した」が14%、「転職をとりやめた」が20%だった。
在籍企業からの引きとめを受けた人に、どのように引きとめられたかを聞いた。トップは「上位役職者による、感情を交えた説得」(53%)。以下「後任が見つかるまでの期間延長の交渉」(22%)、「条件の提示(希望部署・職種への異動)」(20%)、「条件の提示(年収アップ)」(19%)が続いた。
在籍企業から引きとめを受けた人が最終的な判断に至った理由として、次のような声があった。「転職先への入社日が決まっていたため」(転職した30代男性)、「同僚との人間関係は悪くなかったのと、当時同世代の中ではそこそこ給与をいただいていたほうだったので、もう少しやってみてもいいかと思ったため」(一度は引きとめに応じたが、その後改めて転職した40代男性)といったコメントがあった。
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●家族からの転職反対は?
一方、家族からの転職反対を受けた割合は23%だった。
家族から転職に反対された人の最終的な判断を見ると、「家族を説得して転職した」が37%、「一度はとどまったが、その後改めて転職した」が19%、「転職をとりやめた」が44%。「在籍企業からの引きとめよりも、家族の反対が、転職の意思決定に大きな影響を与えていることがうかがえる」(エン)。
家族からの転職反対を受けた人に、誰から反対を受けたかを聞いた。最多は「夫・妻」(75%)で、「親」(32%)、「子ども」(5%)が続いた。
反対された理由で最も多かったのは「転職自体に良くない印象がある」(39%)。次いで「年収が下がる」(38%)、「社格へのこだわり」(20%)が続いた。
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家族から引きとめを受けた人が最終的な判断に至った理由として、次のような声が挙げられた。「給与が途切れないか、保険が途切れないかの不安を募らせていたので、転職や保険切り替えのタイミングなどを伝えて納得してもらった」(家族を説得して転職した40代男性)、「家計が不安との理由で引きとめられて、転職は辞めて引き続き働いていたが、転勤で家を手放す必要があり退職した」(一度はとどまったが、その後改めて転職した40代男性)などのコメントがあった。
インターネットによる調査で、対象は転職サイト「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザー2247人。調査期間は2025年9月9日〜11月9日。
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