
変化の激しい現代において、経営方針の転換は避けられないこともあるだろう。だが、その伝え方ひとつで、組織の命運は分かれてしまう。
投稿を寄せた50代男性(メーカー執行役員)は、役職が上がり、経営者が自身の上長になったのを機に、彼らの言葉が持つ重要性を実感し始めたという。
「ITインフラの進歩・普及に伴い、社会環境の変化も早くなってきている中で、経営方針やプロジェクト遂行での朝令暮改は避けられない時が出てきます。重要なのは、それに対する説明責任を果たすことだと思います」
だが男性の体感では、そうした自覚のない経営者が多いようだ。(文:湊真智人)
「ちょっと聞き直したりすると機嫌が悪くなったり」
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男性は、「トップの役割」が果たされない現状に苦言を呈する。
「饒舌である必要はないですが、誠意ある言葉をもって方針や手法の変更を伝えることが出来ない経営者が多すぎます」
男性によれば、不誠実な経営者ほど、自身の説明不足を棚に上げて感情的になる傾向があるという。「ちょっと聞き直したりすると機嫌が悪くなったり、言葉が荒くなったり。そういうの社員には敏感に伝わります」と語る。
さらに致命的なのは、変更点の説明を自ら行わず、中間管理職に押し付けるケースだ。なし崩し的に前言を翻すような無責任な姿勢は、優秀な人材の離職を招く。実際、こうした現状に、「この会社終わってるな」と肩を落としたこともあるようだ。
また男性は、人材離れが社風の固定化を助長してしまうとも指摘する。
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「『そんな環境で自分は成長できないな』と思う人は辞めてしまい、諦念した様な境地に陥っている人たちで形成される空気感が社風になるのだと思います」
結論として、SNSやAIで情報が溢れる時代だからこそ、経営者自身による「気持ちが入った生の言葉って大事だな、と思うことが多く感じられてなりません」と書いていた。
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