
私たち大人が子どもに教えるべきことはたくさんあります。そのなかでも「正直であること」そして「人に感謝すること」は大切なことでしょう。しかしもしパートナーから「子どもに嘘をつけ」と強要されたら、みなさんはどうしますか?
『私の姉はよく、うちの子に高価なプレゼントを贈ってくれます。旦那が「子どもには、うちの実家(義実家)から贈られたと言え」と言いだしました』投稿者さんは姉がいる次女、旦那さんは兄がいる次男で、投稿者さん夫婦には子どもが2人います。義両親は跡取りである義兄ばかりを可愛がり、息子さんたちへのお祝いを無視。義兄ももちろん投稿者さん家族に関心を示しません。一方で遠方に住む投稿者さんの姉はバリキャリで独身。投稿者さんのお子さんたちに欠かさず高価なプレゼントを贈ってくれます。この結果、お子さんたちは投稿者さんの姉にばかり懐き、義家族には懐かなくなりました。これに怒った旦那さんは「姉からのプレゼントを義両親や義兄からのものだと偽って伝えるように」と投稿者さんに強要したのです。投稿者さんはあ然としてしまったことでしょう……。
旦那さんは義両親の気を引きたい?兄への劣等感?
『子どものころから兄ばかり大事にされて、自分は放ったらかしだったんだね。素直で可愛い孫を連れていければ、甥っ子に感謝される義兄の図をつくって恩を売れれば、とか思ってるのかな』一体なぜ旦那さんはトンデモ要求を始めたのでしょうか。その根底にあるのは「親に愛されたかった」という満たされない承認欲求と、兄に対する強烈な劣等感だとママたちは判断しました。
『他人の金で親の歓心を買おうとは浅ましい旦那さんですね』
『旦那さん、アダルトチルドレンっぽい。大人として未熟なところが多いんじゃない?』
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嘘で子どもの心を裏切れば、いつかその代償が
旦那さんの要求が最も許されないのは、それが子どもを騙す行為だという点、そしてプレゼントを贈ってくれる姉への裏切りであるという点です。姉は心を込めてプレゼントを選んでいるはず。それを「何もしてくれない義家族からの贈り物」と偽ることは、姉の愛情を泥棒することと同じです。
『お姉さんから投稿者さんの子どもたちへのお年玉やプレゼントは「真心」を形にしたもの。それをなんで他人からだと嘘をつかなきゃいけないんだよ』さらに恐ろしいのは、この嘘が子どもたちに与える影響です。子どもは成長していつか必ず真実に気づきます。
『自分の見栄のために子どもを騙したり他人の功績を自分のものだと言ったり、ダサすぎる。いつかバレたとき、子どもたちは旦那さんのことをどう思うだろうね?』父親の見栄のために事実を歪められ、尊敬すべき人を尊敬できず、何もしてくれていない人に感謝を強要される。これは子どもに悪影響を与える、親として最も避けるべき行為でしょう。親の都合で事実を歪めてはいけないですよね。
旦那のトンデモ要求はハッキリ断りたい!
シンプルに「NO」を伝える
旦那さんに対しての言い返し方を考えている投稿者さん。ママたちからは「感情的にならず、しかし核心を突く具体的な言葉が必要」とのアドバイスが集まりました。
『「そういうの恥ずかしいからやめなよ」としか……。旦那さん、何がしたいの?』
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『「なんでそんなことをしなくちゃいけないの?」』旦那さんが画策している振る舞いがいかに浅ましく、人として恥ずかしいことかをシンプルかつ明確に伝えるべきだと考えたママたち。旦那さん本人に「恥ずかしいこと」だと自覚させることが重要なのですね。
嘘が伝わる前に行動する
議論を重ねるよりも、行動で事実を確定させてしまうことが最も効果的だと考えたママたちもいました。
『子どもたちからテレビ電話で顔を見てお礼を言わせたら?』プレゼントが届いたら、子どもたちと一緒に姉へテレビ電話をかけて直接お礼を言わせましょう。これなら旦那さんが介入する余地も、嘘をつく隙もなくなります。
見栄や劣等感にとらわれている旦那さん。守るべきものは……
旦那さんは今後も、金銭援助や介護など義実家絡みのトラブルを家庭にもち込む可能性が高いとママたちは考えたようです。
『後々、投稿者さん一家に介護費用の負担がのしかかってきそう……。静かにいつでも離婚できるよう準備を始めるべき』
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旦那さんの劣等感や見栄に付き合って、大切な姉との絆や子どもの真っ直ぐな心を犠牲にする必要はどこにもありません。言い返す言葉が見つからないときは「私と子どもは嘘をつく人生を選びたくない」と伝えるのがいいかもしれません。親として守るべきものは旦那さんのプライドではなく、子どもの未来と正義感ではないでしょうか。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・神谷もち

