ドイツのスポーツ用品大手プーマのロゴマーク 【ベルリン時事】中国のスポーツ用品大手安踏体育用品(ANTA)は27日、ドイツ同業プーマの株式29.06%を取得し、同社の筆頭株主になると発表した。フランスの富豪ピノー一族の持ち株会社から15億ユーロ(約2750億円)で保有株を買い取る。競争当局の審査を経て、年内の購入完了を見込んでいる。
安踏の丁世忠会長は「プーマブランドには得がたい強力なDNAと伝統的価値がある」と強調し、プーマの独立経営を尊重する意向を示した。安踏はこれまでにイタリア同業「フィラ」の中国事業や独アウトドアブランド「ジャック・ウルフスキン」などを傘下に収めている。