金小売価格、初の3万円超え=地政学リスクで急騰

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2026年01月29日 15:02  時事通信社

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時事通信社

田中貴金属の東京都内の店舗に並んだ1キロの金地金(AFP時事)
 貴金属大手の田中貴金属工業(東京)は29日午後、金の店頭小売価格(消費税込み)を前日午後から1グラム当たり1775円引き上げ、3万248円とした。3万円を超えたのは初めて。同価格は昨年9月、2万円に達していた。地政学リスクの高まりを背景に国際指標のニューヨーク金先物相場が騰勢を強めたため、その後4カ月でさらに1万円上昇した。

 今月には米国が南米ベネズエラを攻撃。デンマーク自治領グリーンランドの領有を巡り、米国と欧州の対立が激化した。また、トランプ米大統領がイランに対する武力行使をたびたび警告したことで、安全資産とされる金の需要が高まり、価格上昇が加速した。

 田中貴金属の銀座本店(東京都中央区)には連日多くの客が訪れており、この日も開店前に整理券の配布が終了した。10〜20グラムの小口購入客が多いという。

 第一生命経済研究所の西浜徹主席エコノミストは「各地の対立や紛争にイランの政情不安が加わり、市場は世界中への混乱拡大を危惧している。金が急騰しても不思議ではない」と話した。 

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