
今回寄せられたのは、結婚して約20年が経つ投稿者さんの切実な悩みでした。投稿者さんは、旦那さんから愛されている実感がなく、投稿者さんの稼ぎが良かったから結婚したと感じているそう。普段は気にならないものの、メンタルが落ちたときだけ、旦那さんの態度が鋭く突き刺さり苦しくなると言います。
『旦那に冷たくされても平気になる方法を教えてください。月に一度ほどメンタルが落ちてしまい、そのタイミングで旦那の冷たい態度に深く傷つき、何も手につかなくなります。あまりにツラくて、極端な言葉が喉まで出かかることもありますが、後悔したくないので踏みとどまっています』旦那さんの言動に深く傷ついている投稿者さん。毎月訪れるメンタルの落ち込みと旦那さんの冷たさに、心が限界を迎えています。ママたちのコメントから見えてきたのは、「平気になる方法」よりも大切なことでした。
モラハラ旦那への期待を手放し、心の距離を取る
まずあったのは、「旦那に期待しない」という意見でした。
『旦那に優しさを求めないし、期待しない。健康でお金を稼いでくれて、安定した生活ができればいい』
『敵と暮らしているくらいの気持ちでいたらいい。やられまいと策を練るのに忙しくなるしさ』
『うちの旦那もモラハラ気質。夫婦の仲は冷え切るけれど、顔を合わせないように別々の部屋で過ごすとか、寝室を別々にする方法もある』
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それは「冷たい」では済まないかもしれない
一方で、「旦那さんの“冷たい態度”の内容次第では話が変わる」という指摘もありました。投稿者さんが挙げたのは、「子育て、家事、仕事、どんな話題でも嫌味を言う」「無視する」「買いもの中に置いていく」といった行動でした。投稿者さんは気分が落ち着いているときは、「なんでそんなことするんだよ」と明るくツッコんでいるそうです。
『それは冗談で済ませていい話ではない。完全にモラハラだと思う』本人が明るく受け流しているから成り立っているだけで、行為そのものは精神的な圧力だと受け取るママも少なくありませんでした。
支え合えない夫婦。離婚していいのでは
投稿者さんは、以前「メンタルが落ちているときは邪険にしないでほしい」と伝えたことがあるそうです。しかし返ってきた言葉は、「自分が不調のときはサポートしてほしいが、お前の不調は支えられない」というものでした。それで夫婦と言えるのかと、投稿者さんは悩みます。
『離婚していいのではないかな』
『まるで私の母のよう。私にとって両親は毒親。嫌味や無視、置いていかれるって、精神的DVだと思う。モラハラ系は、子どものメンタルにかなり影響します』
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『あなたの収入の方が高いなら、緑の紙を召喚して張り出しておきますか? 捨てられると思ったら、少しぐらい態度が変わりませんかね?』「離婚は考えていない」と投稿者さん。ずっとツライわけではないからだそう。実は、家庭の主導権は投稿者さんにあると言います。普段の舵取りも彼女で、収入面でも投稿者さんの方が多いそう。子どもには弱いところを見せないようにする覚悟があるようです。
それでもメンタルが落ちるときは
年齢やホルモンバランスの影響を指摘する声や、メンタルが落ちる期間だけ物理的に距離を取る提案もありました。
『外泊していい。ムリに家庭に居続けなくていい』「我慢する姿勢」が、かえって旦那さんを増長させている可能性も指摘されました。
平気になるより、自分を守る
平気だと強がる気持ちを察したママたちは、「平気になろうとしなくていい」と優しく諭します。
『それ、誰が見てもモラハラ。不調なときほど冷たく感じるのは、あなたの感覚が正しい』
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『「私はツライんだ」「私は傷ついている」「私は落ち込みたい」という自分の気持ちを肯定してあげてほしい。頑張らなくていい』
『頑張りすぎだよ。きっと。もっと肩の力を抜いて、自分を大切にしてほしい。自分を大事にしてくれない人を大事にしなくていいんだよ』
『落ちたいときには落ちていたらいい。お子さんが大きいなら「今日はお母さんは“暗いモード”だけれど、心配しないでね」と言って、最低限の用事を済ませたら寝室にこもっていたっていい』ムリに明るく振る舞い、旦那さんの機嫌を取ろうとするほど、心の傷は積み重なっていくのではないでしょうか。自分の気持ちを否定せず、「今はツライ」と認めることこそが、最初の防御なのかもしれません。
どうすれば自分を守れるのか
旦那さんの冷たい態度に「慣れる」ことが、必ずしも正解とは限りません。大切なのは、平気なふりをすることではなく、自分の心が壊れない距離を見つけることではないでしょうか。期待を手放す、物理的に距離を取る、自分を最優先にする……。それはわがままではなく、生きていくための選択です。「どうすれば平気になれるか」ではなく、「どうすれば自分を守れるか」。その問いに目を向けたとき、少しだけ呼吸が楽になるのかもしれません。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・神谷もち
