
子どもの習い事として人気のピアノ。ママスタコミュニティにあがったのは、ピアノのやめどきについての質問です。投稿者のお子さんは小学2年生。年長からはじめて3年足らずですが、早くも見切りをつけようとしているようです。
習い事やめるタイミングで多いのは、環境の変化
『息子にピアノを習わせるのは、そろそろ終わりと感じています。レッスン自体は好きなようですが、家での練習が嫌い。私に何度もせかされ、渋々やる感じです。声掛けがなければ一度も練習しないまま、次のレッスンになると思います。惰性で続けているのは先生にも失礼かなと』投稿者さんはママたちに、子どもがピアノをやめたタイミングを尋ねました。
『小学4年生くらいかな。中学受験に向けた塾がはじまる頃』
『うちの子は中学卒業時にやめた。小学校卒業でやめる子も多いよ』きっかけでありがちなのは、環境変化に伴うもの。小学校高学年からは中学受験の準備をはじめたり、スポーツなどほかに興味がでたことにシフトするケースも。本人の意思よりママの強い希望でピアノを始めたとしたら、自我が芽生えだすこの時期に「本当は嫌だった」などと言いだすことも考えられます。中学生以降は勉強や部活動などで、ピアノを弾く時間が確保できなくなることもありそうです。
『ピアノは家で練習してこその習い事だと思う。練習をしたがらないなら、やめたほうがいい』
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上達したいと思わなければ、続ける意味がない……のかな?
当の息子さんは、ピアノを習うことについてどう考えているのか。投稿者さんが尋ねてみたそうです。
『息子いわく、「ピアノがうまくなりたいという気持ちはない。でも先生のレッスンが好きで、先生と会えなくなるのは嫌だ」だそう』面食らった投稿者さんが「じゃあ、もし先生がピアノじゃなくてギターの先生だったら、ギターを習うの?」と尋ねると、答えは「YES」。このまま続けてよいものか、ますます混乱してしまったようです。
『家で練習しなくてもいいやさしい先生だから、うちは中学3年生の今も続けている。「練習してきて」と言われていたら、やめていたと思う。ちなみに家で練習するようになったのは、去年から(笑)』
『レッスン前に惰性で30分ほど練習して通っている、大学3年生だよ。レッスン後の先生とのおしゃべりが楽しいので、そのまま続けている』上達したいと思っていないなら、続ける意味がない。そう考える投稿者さんに対し、練習嫌いでも長く続けているお子さんたちの実例が寄せられました。大学生のお子さんは本来は大学進学のタイミングでやめる予定だったのが、先生と会える楽しみから続けているのだとか。
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例えばピアノであれば、音感やリズム感、集中力や暗記力など、習い事をさせる目的はさまざまでしょう。しかしもっとも重要視すべきは、やっていて楽しいかどうかではないでしょうか。投稿者さんの息子さんを筆頭に家での練習が好きではない子もいるようですが、先生とのレッスンは楽しい。それだけでも続ける大きな動機になると思いますが、投稿者さんは不満でしょうか……?
「楽しい」は、習い事を続けるのに十分すぎる理由になる
投稿者さんのストレスになっているのは、息子さんが練習しないこと。練習しないと上達しないままですし、上達の成果を見せる発表会に出場する意味がありません。毎月の月謝に加え発表会ではその都度参加費がかかりますし、衣装代などの負担も。費用面でのストレスもありそうです。
『うちも練習をしないから発表会は全スルーして、レッスンだけしていたよ。月謝は預かり保育だと思い、払っていた。家庭や学校以外の居場所として、娘にとって貴重なところなので』上達する気のない息子さん。もう発表会はないものと考えてみてはどうでしょう。「練習させなくては」という投稿者さんのストレスがなくなりますし、かかる費用は月謝だけ。息子さんにとってピアノの先生という家族以外の大人と関わることは大きな意義があるでしょうし、何かあった場合の心の逃げ場にもなりそうです
『うちの子も全然やる気がなく、練習もしなかった。でも「小学生のうちくらいは」と続けさせたら、いつしかピアノが大好きに。今は高校生だけど、大学卒業まで続けるつもりらしい』こちらのお子さんは小学3年生で「やめたい」と言いだしたものの、ママに引き止められたパターン。小学4年生でようやくバイエル上巻が終わると、簡単な楽譜なら自分だけで弾けるように。難しい曲もレッスンついでに先生に見てもらうようになると、どんどん楽しくなっていったのだとか。投稿者の息子さんも、少しでも練習を続けたことで多少の基礎はできているはず。ダラダラとでも続けていれば、いつかピアノの楽しさに目覚めるかもしれません。今は先生会いたさが理由でもピアノを「やめたい」とは言っていないのですから、その気持ちを尊重してあげてはどうでしょう。
投稿者さんは惰性で続けていた子も少なくないと知り、お子さんと改めて話し合いを持ったそうです。
『その結果「今後発表会は出ないことにしよう。レッスンは続けて、テキストをゆっくり進めていこう」となりました』
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文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・神谷もち
