香港大引:ハンセン1.8%高で反発、信達生物7.4%上昇

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2026年02月09日 18:00  サーチナ

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サーチナ

 週明け9日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比467.21ポイント(1.76%)高の27027.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が136.95ポイント(1.52%)高の9168.33ポイントと反発した。売買代金は2551億4160万香港ドルとなっている(6日は2478億6530万香港ドル)。
 米株高が好感される流れ。先週末の米株市場では、米景気指標の改善で主要株価指数のNYダウが2.5%高と急反発し、4週ぶりに史上最高値を更新している。ほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.7%高と4日ぶりに急反発した。香港にも株高が波及している。また、商品市況の持ち直しや、人民元相場の高値安定も買い安心感を誘った。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、創薬ベンチャーの信達生物製薬(1801/HK)が7.4%高、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が5.8%高、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が5.6%高と上げが目立った。信達生物に関しては、米製薬大手のイーライ・リリーと戦略提携し、がんや免疫分野における革新的医薬品の研究開発を共同で推進すると発表したことが支援材料。グローバル展開の期待が高まった。紫金鉱業については、通期決算の59〜62%増益見通しも材料視されている。
 セクター別では、半導体が高い。兆易創新科技集団(3986/HK)が11.4%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が10.6%、峰チョウ科技深セン(1304/HK)が5.5%、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が5.1%ずつ上昇した。そのほか、クラウドや人工知能(AI)技術、ロボットなどの銘柄群も買われている。
 産金・非鉄セクターもしっかり。紫金鉱業のほか、霊宝黄金(3330/HK)が4.9%高、招金鉱業(1818/HK)が4.2%高、五鉱資源(1208/HK)が5.0%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.4%高で引けた。
 中国の保険・証券セクターも物色される。中国平安保険(2318/HK)が4.9%高、中国人寿保険(2628/HK)が4.0%高、中国人民財産保険(2328/HK)が3.7%高、交銀国際HD(3329/HK)が3.9%高、広発証券(1776/HK)が2.9%高で取引を終えた。
 半面、通信セクターはさえない。中国3大キャリアの中国電信(728/HK)が3.0%、中国移動(941/HK)が2.1%、中国聯通(762/HK)が1.5%ずつ下落した。
 本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.41%高の4123.09ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。資源・素材、金融、不動産、インフラ関連、消費関連、自動車、医薬、運輸なども買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)

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