「高身長の男性」がトラウマに……。結婚話でキレた185センチの彼氏が言った「恐怖の一言」

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2026年03月01日 22:10  All About

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「高身長の男性はモテる」というのは過去の話かもしれない。大きな男性が苦手な女性も少なからずいるようだ。むしろ、“男として”という妙なプライドをもっているのは男性の方なのかもしれない。※サムネイル画像:PIXTA
女性は高身長の男性が好きだと思われがちだが、意外とそうでもなさそうだ。高身長が好きなのは、一昔以上前の話なのかもしれない。

185センチの彼と付き合っていたが

「私は身長160センチです。以前付き合っていた彼は185センチあった。背の高い男性はかっこいいし、女性が高いヒールを履いても釣り合うからいいねと友達にはうらやましがられたし、私も最初は背の高い男性に憧れていたんですが、付き合っていくうちになんだかしっくり来ないことが増えました。

いつも見上げなければいけないのは疲れる。逆に言うといつも見下ろされるわけです。それがあまり愉快じゃなくて」

苦笑しながらエリさん(35歳)はそう言った。20代後半で2年ほど付き合い、結婚の話まであったのだが、決めきれなかった。

結婚話のときに口げんかになり、彼がいきなり立ち上がってエリさんを見下ろしながら、「どうしてオレの言うことが聞けないの」と言ったとき、彼女は別れを決意したという。

「どうしてオレの言うことが聞けないのって、すごい言葉ですよね。私が絶対に彼の言うことを聞くべきだと思い込んでいる。だから『あなたはどうして私の言うことが聞けないの』とオウム返ししたんですよ。

そうしたら『きみは正しくないから』って。自分が正しいとどうして思えるのかとさらに尋ねたら『きみはオレの言うことを聞くべき立場だろ』と。何それと思いました」

身長は同じくらいでいい

いつもは口げんかをしても、そういう態度はとらなかった彼がキレた瞬間だった。結婚生活の青写真について話していただけで、もはや何がけんかの原因だったかは記憶にないとエリさんは言った。

ただ、彼が立ち上がったとき「怖い」と思った。

それ以来、背の高い男性が苦手になったエリさんが、その後付き合って結婚したのは166センチの男性。目線がそれほど変わらないし、見下ろされている感じがないのが気楽だという。

エリさんはなんとなく気を使って、高いヒールを履くのをやめていたのだが、それに気づいた夫は、「履きたければ履けばいいよ」とにこにこしながら言ったそうだ。

「身長うんぬんというより、そういう彼の“男として”の決めつけがないのがいいんですよね。男はこうあるべきというところからすでに“脱落している”と自認しているところが付き合いやすい。

男だから女だからということを言わない人だから、人として関係を築いていける。高身長に憧れた自分を、今では恥ずかしいと思っている」とエリさんは言った。

身長なんて関係ないと分かっていても

もちろん、男女の相性に身長など本当は関係ない。ただ、「男性は高身長の方がいい」と世間の価値観として思われがちだし、男性自身もそういうところに妙なプライドをもちやすい。

「僕は160センチ台半ばなんですが、女性から『160センチ台なんて、男のうちに入らないよね』と言われてショックを受けたことがあります。やはり女性は男の身長を気にしているのではないかと僕は今でもそう思っています」

タカシさん(37歳)は、少し顔をしかめながらそう言った。最近まで付き合っていた同い年の女性も、実は「もう少し背が高ければねえ」と言っていたと共通の友人から聞かされた。男として見られないとも言っていたと聞き、彼女への不信感が募った。

「男として小柄だというのは、頼りがいがないとか並んだときにバランスが悪いとか、いろいろあるんでしょうね。女友達はいるんですが、恋愛には発展しないし、マッチングアプリなんかでも身長を正直に告白した段階で会ってももらえないこともあります」

身長を気にしない女性もいるのは分かっているが、そういう女性と出会えないと彼は嘆いた。

コンプレックスが「いじけ」につながると……

「身長が原因ではなく、僕の性格に問題があるのではないかと悩んだ時期もありました。でも僕より性格の悪い男でも結婚しているし、僕より収入の低いヤツでも彼女がいたりする。こればかりは縁なので、どうしようもないのかなと今は思っています」

彼は冗談めかしながらそう言ったが、内心はかなり傷ついてきたようだ。結婚を焦っているわけではないが、一人でいいと思っているわけでもない。

「もう一度、ちゃんと自分を見つめ直そうと思って、本を読んだり新しい知り合いを作るためのセミナーなどに行っています。でもやはりみんなで写真を撮ったりすると、僕は見劣りするんですよね。それは否めない」

コンプレックスを持っている人の方が、他人にやさしくなれると言うが、それが「いじけ」につながるとさらに縁は遠くなってしまうかもしれない。タカシさんもそのあたりは重々、分かっているようで、「とにかく明るく生きていく」と決めているそうだ。
(文:亀山 早苗(フリーライター))

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  • バレーボールをやっていたので、高身長になりたかった。当時はリベロが無かったので、レギュラーにはなれなかったが、ピンチサーバーとして、プレーで得点が得られたのが良かった。
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