ELラウンド16初戦が終了[写真]=Getty Images UEFAヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・ラウンド16 ファーストレグが12日に行われた。
リーグフェーズでストレートインを決めた8チームとプレーオフを制した8チームによる、ベスト16進出を果たした16チームによるベスト8進出を懸けた初戦。
今ラウンド唯一の同国勢対決となったボローニャ(イタリア)とローマ(イタリア)の対戦。試合はホームのボローニャが優勢に進めたが、ローマGKミレ・スヴィラルの好守などでゴールレスで後半へ。
だが、立ち上がりの50分にはジョナサン・ロウが複数のDFをかわす圧巻の中央突破で一気に局面を打開すると、ボックス右でラストパスを受けたフェデリコ・ベルナルデスキの正確な左足シュートがゴール左隅を射抜いた。
ビハインドを背負ったローマは前半同様にドニエル・マレンの突破力を軸に反撃を試みると、71分には相手陣左サイドで仕掛けたブライアン・クリスタンテを起点にボックス内でDFとGKを引き付けたマレンからの折り返しを、最後は途中出場のロレンツォ・ペッレグリーニが冷静にゴールネットへ蹴り込み、同点に追いつく。
以降はローマがマレン、ボローニャがマルティン・ヴィティークと勝ち越しのチャンスを得たが、いずれもシュートが枠に嫌われてイタリア勢対決第1ラウンドは1−1のドローに終わった。
優勝候補に挙がるアストン・ヴィラ(イングランド)はリール(フランス)とアウェイで対戦。前半はややホームのリールがペースを握ったが引き締まった展開のまま後半へ。すると後半序盤の61分、アストン・ヴィラは最後尾からのロングフィードをボックス付近でエミリアーノ・ブエンディアが頭で折り返すと、相手GKの前目のポジションを見極めたオリー・ワトキンスが浮き球で狙ったヘディングシュートが決まり、アウェイチームが先制に成功。
均衡が破れた後はよりオープンな試合展開となったが、両守護神の好守などもあってこれ以上のゴールは生まれず。アストン・ヴィラが0−1のスコアで先勝した。
リーグフェーズを首位通過したリヨン(フランス)はセルタ(スペイン)とアウェイで対戦。試合はホームのセルタがヘスス・ルエダのゴールで前半に先制。だが、後半序盤にボルハ・イグレシアスが退場すると、以降は数的優位を得たリヨンが主導権を掌握した。
そして、試合終盤の87分にエンドリッキが同点ゴールを記録。敵地での先勝こそ逃したものの、リヨンが1−1のドローに持ち込んだ。
今ラウンド唯一の日本人在籍クラブ同士の一戦となった伊東純也と横山歩夢在籍のゲンク(ベルギー)と鈴木唯人在籍のフライブルク(ドイツ)は、ホームのゲンクが1−0で先勝。伊東と横山はベンチ入りも出場機会はなかったが、鈴木は先発出場で71分までプレーした。
その他ではともに退場者を出したパナシナイコス(ギリシャ)とベティス(スペイン)の一戦はホームのパナシナイコスが1−0で先勝。シュトゥットガルト(ドイツ)とポルト(ポルトガル)の主要リーグ所属チーム同士の対決は、アウェイのポルトが1−2のスコアで競り勝っている。
なお、セカンドレグは3月19日に開催される。
▼ELラウンド16 ファーストレグ結果(3/12)
フェレンツヴァローシュ(ハンガリー) 2−0 ブラガ(ポルトガル)
パナシナイコス(ギリシャ) 1−0 ベティス(スペイン)
ゲンク(ベルギー) 1−0 フライブルク(ドイツ)
セルタ(スペイン) 1−1 リヨン(フランス)
シュトゥットガルト(ドイツ) 1−2 ポルト(ポルトガル)
ノッティンガム・フォレスト(イングランド) 0−1 ミッティラン(デンマーク)
ボローニャ(イタリア) 1−1 ローマ(イタリア)
リール(フランス) 0−1 アストン・ヴィラ(イングランド)