【阪神】DH制は使いよう OP戦だからできた大谷ルール活用と2死からの「犠打」本気の1打席

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2026年03月21日 20:17  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

阪神対オリックス 阪神先発の高橋(撮影・宮崎幸一)

<ピンポイント>


<オープン戦:阪神1−0オリックス>◇21日◇京セラドーム


阪神の先発投手・高橋遥人(30)が「9番投手兼DH」に入った。投手が降板後もラインアップに残れる、いわゆる「大谷ルール」だが、もちろん高橋が投打二刀流というわけではない。開幕に向けて投手を打席に立たせるのが主な目的だった。


2回の初打席は2死一塁で回ってきた。高橋は2死にもかかわらず、初球からバットを寝かせた。九里の投球を丁寧に投前に転がし、一塁アウト、3アウトチェンジ。見事な仮想・犠打だった。高橋は「より、自信がつきました。(以前は)そんなに得意な方じゃなかったけど、去年自信がついたので」と照れ笑い。バントは先発投手が避けることのできない重要な仕事。オープン戦だからできる、本気の1打席となった。


5回の2打席目には代打・浜田が送られた。浜田は「9番DH」を引き継ぎ、最後まで打線に残った。高橋の交代後は何事もなかったかのように、通常のDH制で試合が進んだ。では、セ・リーグのような「9番投手」ではなく、DH制も兼ねた理由は何か。まず高橋の打席機会の確保。そして、投手の打席を気にせず、プラン通りに野手・投手を送り出せるメリットがある。DH制でなければ投手に打席が回るたびに代打を送ることになる。


もう1つ疑問があった。前日20日のオリックス戦で先発村上は打席に立たなかった。藤川監督が理由を明かした。「相手投手(高谷)がスライダーの切れる投手だった。(左打ちの)村上とは右対左なのでやめておきました。今日はまあ大丈夫かなと」。調整段階の投手なら十分起こり得ること。実際にこの日、曽谷のスライダーが曲がりすぎて伏見が死球を受けた。村上の打席機会よりも、故障のリスク回避を優先。藤川監督らしいマネジメントだった。【柏原誠】

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