
中道改革連合の資金繰りの苦境が表面化している。
“路線転換”を打ち出した小川代表
中道改革連合は立憲民主党と公明党の衆議院議員が合流し、2月8日に投開票が行われた衆議院議員選挙で236人の公認候補者を擁立するも、当選者はわずか49人にとどまった。
中道の階猛幹事長は3月3日の記者会見で、クラウドファンディングにより落選議員の支援などの政治資金の調達を表明したが、3月23日には新事務所の設置が「読売オンライン」で報じられており、さらに“カネ”がかかりそうだ。
「選挙の結果を受けて今年度、中道改革連合には約23億4000万円の政党交付金が予定されていますが、それではとても足りないのが現状です。組織の立て直しのために、現在は立憲民主党の本部に間借りしている状態の中道改革連合の事務所立ち上げも予定されていますが、現在、中道の職員は両党のスタッフが兼任している状態。4月から順次移動させ専属の約20人の職員を確保する見込みです。クラウドファンディングは3月中に開始し、12月までに約1億円の獲得を目指していると伝えられています」
資金難を解決するため、3月13日は小川淳也代表が禁断の“路線転換”を打ち出したと語るのは政治ジャーナリストだ。
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「小川さんは立憲時代には批判的だった政治資金パーティーなどによる資金集めを推奨する転換路線を打ち出しています。やはり目先のお金のためには“背に腹は代えられない”状態なのかもしれません。立憲は2024年の通常国会で政治資金パーティーを全面禁止する法案を提出しているだけに、言動不一致も指摘されています」
ネット上ではこれらの動きに対して呆れた声も少なくない。
《中道改革連合のクラウドファンディングは、身内企業への手数料還流や外国人寄付の潜り込みなど、不透明な集金装置になる懸念が拭えません》
《政治資金パーティーはダメでも、クラウドファンディングは良いのかよ!》
《クラファンで掻き集めた他人様の銭で飯を食おうとしている中道改革連合の落選議員たちを見てしまうと、どうにも納得できない自分がおります》
政治活動にクラウドファンディングを用いるのは問題含みだと前出の政治ジャーナリストが続ける。
「ネットの声にある通り、クラウドファンディングは誰でも支援できてしまうため、場合によっては不透明な資金が流れ込んでしまう可能性があります。また、 クラウドファンディングの支援者の返礼品の目玉とされるのは『小川代表との電話』や『お礼動画』ですが、政策の実現ではなく、アイドルさながらの“接触イベント”を落選議員の救済資金に変えようとする姿勢に、『有権者を舐めている』との声も上がっています」
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“政治とカネ”の問題をさんざん批判してきた中道が、自らの金集めに苦戦している姿を見せているのは何とも皮肉な話だ。

