

大人になってからもセリナはとくに変わりませんでした。一人で家にいてゆっくり過ごし、休日に誰かと会うようなこともありません。ただそんなセリナに対し、活発なアヤさんは積極的にコミュニケーションをとろうとしてくれました。

これだけ家族が増えれば、セリナは一人にならなくて済むでしょう。私の心は希望に満ちていました。だから率先してアヤさんや孫たちが喜ぶことをして、コウヘイ家族に食事や外出を誘われたときは必ずセリナも連れて行きました。
私はセリナのことがずっと心配でした。ずっとそばにいてあげたいけれど、私はおそらくセリナよりも先にこの世を去るでしょう。そのときセリナのそばにいるのはコウヘイ家族です。
もちろん人見知りのセリナはなかなかコウヘイ家族と馴染めません。そんなのは想定内です。家族で過ごす時間を増やせば、お互いにだんだん情も湧くだろうし、いつかきっと仲良くなれるはずだと思いました。
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原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
