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イトーヨーカ堂は3月31日、PB「セブン・ザ・プライス」のラインアップを、約3割増の約400アイテムに拡充すると発表した。売り上げは前年比120%を目指す。
【画像】「セブン・ザ・プライス マヨネーズ 1Kg」(624円)
新商品として「セブン・ザ・プライス マヨネーズ 1Kg」(624円)を発売する。工場の稼働が低い時期に製造を集中させるほか、ボトルキャップに既存品を活用することでコストを抑えた。執行役員の土居仁フード&ドラッグ事業部長は「スーパーでは1キロの商品はあまり扱っていなかった。大容量によってユニット単価(1個・100グラムなど単位当たりの販売額)を下げてお客さまにお届けする」とした。
他の商品でもコスト低減に取り組む。「セブン・ザ・プライス 麻婆春雨甘口 143g」「同 麻婆春雨中辛 143g」(各213円)では、中身のパウチを銀無地の共通仕様にすることで、包装コストを削減した。原材料もメーカーの既存品と同じものを活用することでコストを抑えた。
「同 チキンナゲット 500g」(537円)は、これまで総菜部門と精肉部門で分かれていた仕入れを一本化し、調達コストを低減した。
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この他「同 コクうま鶏スープ 3食」(138円)、「同 なめ茸 395g」(321円)、「同 焼のり 3切 20枚」(300円)なども展開する。
●低価格帯PBを拡充するワケ
イトーヨーカ堂ではPBを「松竹梅」の価格帯に分けて展開している。高付加価値の「セブンプレミアムゴールド」、日常使い向けの中価格帯「セブンプレミアム」、低価格でお得さをアピールする「セブン・ザ・プライス」の3つだ。いずれも前年を上回る売上水準で推移しており、特にセブン・ザ・プライスは2025年の既存店で前年比約150%と大きく伸長した。
セブン・ザ・プライスについて土居氏は「確かな品質、安心して買っていただける価格帯を目指しながら開発を進めている」と説明。パッケージデザインの色の簡素化や物流の効率化、大容量での生産、シンプルな商品設計などでコスト削減につなげる。
価格面では「1個」「100グラム」「1食」といった単位での割安感を重視する。消費者の節約志向の高まりを受け、1袋当たりの価格が高くても、個数や容量当たりでの割安さを重視する傾向が強まっているという。あわせて、大容量や長期保存が可能な商品のニーズも拡大しているそうだ。
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帝国データバンクによると、4月には2500品目以上の食品が値上げされる見通しだ。土居氏は「お客さまから『物価高できつい』という話を多数うかがっている。一方で、ぜいたくやこだわりといったニーズもあり、消費は二極化している。使用頻度の高いカテゴリーで、アイテムを拡充していきたい」と話した。
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