TVアニメ『けいおん!』ステージ=「AnimeJapan 2026」TBSブースの様子 (C)TBS TBSは、3月28日・29日に東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2026」にて行われブースステージの公式レポートを公開した。アニメ『けいおん!』『五等分の花嫁』らの出演キャストたちがトークを展開した。
【写真】日笠陽子が号泣!『けいおん!』『五等分の花嫁』などブースの様子 ■五等分の花嫁 カードゲーム presents ラジオ『五等分の花嫁*』公開収録ステージ
五つ子の長女・中野一花役の花澤香菜とパーソナリティの天津飯大郎が登壇した。TBSラジオにて毎週日曜よる8時35分から放送中の同番組は、『五等分の花嫁』ファン代表の天津が、ゲストパーソナリティを迎えてアニメの魅力を深掘りする人気番組。この日はAJ出張公開収録となった。
花澤は「ラジオの香りのするところに寄って来るラジオ好きの虫、花澤香菜です」とユーモア交じりに挨拶しながら、ブース内ステージの熱気に満面の笑みだった。ステージでは現在発売中の「五等分の花嫁カードゲーム」にちなんだ“カードのタイトル当てクイズ”を実施。出てきたカードのタイトルが一体どんなものなのかを花澤が当てる内容で、ラジオ好きの花澤だけに「どんまい、玄米…ジョイマン語録が散りばめられています」などとボケ解答を連発。天津が「俺よりもお笑い詳しいのやめて!ちゃんと正解して!」とつっこむ一幕も。
また今年5月2日(土)に『五等分の花嫁 SPECIAL EVENT 2026 in TOYOTA ARENA TOKYO』を開催予定。出演は風太郎&五つ子キャストの6名、司会は天津飯大郎が務める。なお、この公開収録の様子は4月5日(日)よる8時35分からTBSラジオにて放送されるので、是非お楽しみに。
■TVアニメ『氷の城壁』ステージ
氷川小雪役の永瀬アンナと安曇美姫役の和泉風花が登壇した。『氷の城壁』は阿賀沢紅茶による累計発行部数200万部突破の同名人気コミックが原作で、間もなく4月2日(木)からTBS系28局にて全国同時放送がスタートする。孤高の女子・氷川小雪、学校のアイドル・安曇美姫、距離ナシ男子・雨宮 湊、そして優しく穏やかなバスケ部員・日野陽太らの青春の擦れ違いが織り成す愛おしい群像劇だ。
永瀬は「オーディションの時から“これはやりたい!”と思ったし、キャストが発表された時には原作を読んでいる沢山の同じ世代の人たちから応援メッセージが届いた」と反響を語り、連載時からの原作ファンという和泉も「原作が好きだからこそ自信がなくて、受かった時は実感が湧かず、アフレコ収録時に受かったことをヒシヒシと感じました」と心境を打ち明けた。本作の魅力について聞かれた永瀬と和泉は、原作者の阿賀沢先生によるシリアスの中にある二頭身表現のコミカルなタッチ、繊細な心境のリアルな言語化と共感性などを挙げていた。アフレコ時の印象を問われると、二人は雨宮 湊役の千葉翔也が現場のムードメーカーだと返答。
和泉が「千葉さんは湊そのもの!」と絶賛すると、永瀬も「現場では千葉さんが自分から周りに話しかけて、その話をどんどん広げて全員が参加出来るようにしてくれる」と感謝のコメント。朝から始まるアフレコ収録時には「収録の初めに風花ちゃんが声出しをしてくださる」と永瀬が証言すると、当の和泉は「美姫は朝から元気なので、私が率先して大きな声で挨拶しています!」と、現場の仲の良さが伝わるトークを展開した。
■映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』ステージ
うさぎちゃん役の小澤亜李、ねこちゃん役の水瀬いのり、須藤孝太郎プロデューサーが登壇した。1978年の発売以来、愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」をフル3DCGアニメーション映画化した作品で、2025年の公開時には観客動員数54万人を突破。歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が、おかしと人間が仲良く暮らすスイーツランドの危機を救う物語。
水瀬は「世代を超えて愛されてきたキャラクターたちに今まで声がついていなかった事も驚きだったので、関わることが出来て嬉しかった。それと同時に皆さんの中にあるねこちゃんの声とはどんなものなのか?悩みながら演じました。少年のような声なのかと思いきや実はクール系お姉さんのような声で驚きつつも、新しい発見があって楽しかった」と振り返った。小澤は「上映が長く続いて行く中でママ友やパパ友、事務所の後輩からも感想を頂いたりして、老若男女楽しんでいただけたと思う。感動する場面もポイントも人それぞれなので、そんな違いも知れて嬉しい言葉を沢山いただきました」と反響を報告した。
一方、須藤プロデューサーは、昔から「たべっ子どうぶつ」が大好きだったことを明かして「『たべっ子どうぶつ』を通して家族を含めて楽しめる『トイ・ストーリー』のような作品を作りたかった」と狙いを述べていた。
■TVアニメ『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』ステージ
山田/田山役の星希成奏と鈴木役の高橋伸也が登壇した。原作は月刊『ビッグガンガン』で連載中の同名漫画で、単行本の累計部数が300万部を突破中の人気作。2026年7月よりTBS系にて全国同時放送がスタートする。社畜街道をひた走る中年男性・佐々木が、行きつけのスーパーの裏の喫煙所でミステリアスな女性・田山と出会い、紡がれる大人のドラマだ。長いキャリアの中でAnimeJapan初参加という高橋は、本作のスタジオオーディション時のレアな原稿を持参。
これに星希は「こうしてオーディションの具体的な内容を皆さんにお見せするのはめちゃくちゃ貴重!」と驚きながら、オーディションの裏話やアフレコ秘話に花を咲かせた。オーディション時の応募要項には「実力のある方のみ」と記されていたそうで、星希は「受かりたいという思いはあったけれど、ベテランの方が受かるだろうと思って、私としては記念受験に近い感覚ながらも全力で受けました」と振り返った。また高橋は劇中でのタバコの吸い方の種類について「嬉しい時や怒っている時の違いなど、タバコの吸い方にもこだわりがあります」と聴きどころを挙げていた。
■TVアニメ『けいおん!』ステージ
ブース内ステージエリアに溢れんばかりのファンが集結する中、平沢唯役の豊崎愛生と秋山澪役の日笠陽子が登壇した。本作は女子高校の軽音部を舞台に、部活の日常や仲間との時間をゆるやかに描いた青春アニメ。2009年の第1期放送から約17年経った現在でも、日常系アニメの金字塔として語り継がれている作品だ。詰めかけた大勢のファンからの大声援を受けながら日笠は「この作品はアフレコをしたり、ライブをしたり、一瞬で駆け抜けた印象。たとえ時間が経ってもメンバーに会ったりしているので、終わった感覚は薄い」と言いながら『けいおん!』への想いが溢れて感涙。
豊崎も「この作品の事は思い出そうとしなくても、体感としてまるで昨日の事のように覚えている。アフレコはもちろんの事、映画のPRだったり、生々しくて自分の中での青春として残っている。それが『けいおん!』の良さ」などとしみじみしていた。また放送当時の反響については豊崎も日笠ともに「作品の渦中にいた身としてはわからなかった」といい、アフレコ収録やライブでの楽器演奏もあったことから、それら目の前にある仕事やイベント事に対して無我夢中で向き合っていたと懐かしんだ。改めて『けいおん!』という作品の存在について豊崎は「『けいおん!』は間違いなく、私の声優人生の中でも沢山の人に出会えたきっかけになりました。みんなでライブをやるのも初めてで、アフレコもキャリアを積んでいない状態で始まったので色々な事が初めましてでした。本当に感謝の気持ちで一杯」とかけがえのない作品だとコメント。
日笠も「この作品は私にとって第二の青春。学生時代に得られなかったものを『けいおん!』に教えて貰う事も多かった。それは17年という月日が経っても振り返れば気づかされるものも多くて、初心に戻れるのは大事な事です。作品の持つ愛やパワーは今日のようにステージに立たせてもらって改めて感じます。まだまだずっとこれからも『けいおん!』が皆さんに愛されていって欲しい」などと願っていた。最後は豊崎が「放課後ティータイムはいつまでも放課後です!『けいおん!』大好き!」と発声して、集まった大勢のファンとコール&レスポンスで大団円となった。
■TVアニメ『レッツゴー怪奇組』ステージ
『レッツゴー怪奇組』緊急宣伝怪議 in AnimeJapanと題して主人公役の畠中祐とメチャ子役の青木瑠璃子、片山悠樹プロデューサーが登壇した。常人の6倍怖がりの主人公が、怖い顔をした少女・メチャ子と怪奇組復活の手伝いをする事になる怪奇コメディ。ステージでは主人公の叫び声「ハーーーーーッ」を世に広めるために、お手本として畠中が実演して場を盛り上げるはずだったが、喉が不調だったこともあって「ハーーーーーッ!は本編まで取っておきたい」とコメント。
その絶妙な切り返しとチャーミングな振る舞いに場内からはたびたび笑いが。収録のエピソードとして畠中は「アフレコでは“ハーーーーーッ”を使い回すのではなく、そのセリフがあるたびにきちんと収録している」と秘話を披露。青木は作品について「原作同様に良い意味で昭和なノスタルジーがある。レトロ」などと解説した。さらに呪いの人形役を新谷真弓、メチャ子の従姉妹のシュラ子役を青山吉能、ドッペルゲンガー役を榊原優希が務める事も発表。さらに『変な家』『変な地図』で知られる世界的ミリオンセラー作家の雨穴がED曲を手掛けるという情報も解禁され、雨穴が「視聴者の皆さんも一緒に歌ってもらえたら嬉しい」などというコメントを寄せたビデオレターも上映された。
■アニメ「タコピーの原罪」ステージ
しずか役の上田麗奈、監督の飯野慎也、プロデューサーの須藤孝太郎が登壇した。不幸な生い立ちの小学4年生の少女・久世しずかとハッピー星人タコピーとの交流を描き、「Filmarks Awards 2025」アニメ部門 最優秀賞や「日本アニメトレンド大賞2025」ABEMA特別賞を受賞、「アヌシー国際アニメーション映画祭」の公式コンペティションTV部門にも選出された本作。全話配信後に日本で行われる本作のトークショーは今回が初ということで、多くの観客が集った。飯野監督はアニメ化に際して「原作にある表現を損なう事がないようにする事は企画段階から決めていた。原作以上に描写がキツ過ぎないようにする事にも気をつけた」と述べた。
この演出の匙加減について上田は「原作では1ページで描かれていたセリフのない場面の尺が長かったりして、意識して盛らないけれども余すところがなくて、より解像度が高まる演出だと思いました」とコメント。そんな上田の演技について飯野監督は「ほとんど一発OKのような気持ちだった」と絶賛。主人公であるタコピーの声を務めた間宮くるみについて飯野監督は「人柄の良さが溢れ出ていて、間宮さんだからこそタコピーが無垢でいられるように感じた」などと太鼓判。上田も「人柄や声からピュアさや温かさが全面に出てくるので、こちらの気持ちがほだされそうになるのを我慢しながら…。ラストの吐露のシーンは間宮さんのタコピーだったからこそ、寄り添ってもらった時の言葉のエネルギーが大きくて、自然と溢れ出るものがあった。タコピーが間宮さんでなかったら、生み出されなかったテイクだと思いました」と振り返った。
■「元戦闘用奴隷ですが、助けてくれた竜人は番だそうです。」ステージ
株式会社マンガボックス代表取締役社長の安江亮太、マンガ編集部・総編集長の松崎武吏の2名が登壇した。本作は、戦闘用奴隷の少女ユイと違法闘技場の摘発に訪れた警備隊の青年セレストの出会いが世界を大きく変えていく様を描く物語となっている。
冒頭、安江社長からは、本作が「女性向けファンタジー作品」として描かれており、マンガボックス社におけるオリジナル作品では史上最も早い突破スピードで累計80万部を突破し、紙コミック、マンガボックスアプリでも多くの方に楽しんでもらっていると紹介。続いて、松崎総編集長からは原作の早瀬黒絵先生による主人公ユイと竜人セレストという番(つがい)の心の触れあいを巡るストーリーと、漫画を担当する城キイコ先生による繊細で緻密な表現が人気を集めていると解説。加えて、登場キャラクターの紹介や原作のシリアスな場面やコミカルな場面での見どころシーンを紹介した。
また、城キイコ先生の画の魅力について松崎は、高い画力をもって描かれる各シーンや、視線や口元・仕草などの繊細なタッチによって伝わる感情を例に、作品の魅力を余すところなく紹介。今後の作品展開にも注目してほしいと来場者に向け、熱いメッセージを送った。
■劇場アニメ「ひゃくえむ。」ステージ
仁神役の笠間淳と浅草役の高橋李依、片山悠樹プロデューサーが登壇した。生まれつき足が速い「才能型」の主人公・トガシ(松坂桃李)と努力型のスプリンター・小宮(染谷将太)にまつわる陸上のドラマ。手塚治虫文化賞マンガ大賞を史上最年少受賞した新鋭・魚豊によるコミックを劇場アニメ化した。劇場公開後の反響について笠間は「凄い作品だった!羨ましい!と色々な人から言われる」と明かしながら「自分が出演していた作品ながら本当に“いい作品だったでしょ!?”と言いたい作品。オーディションの前から原作は読んでいて、原作を読んだ時点で“マジで出演したい!”と。画も凄いし音楽ももちろん、すべてが最高の作品だと思う」と太鼓判を押した。
高橋も「まずこの作品のオーディションからお声がかかったのが嬉しい。こんな貴重な作品に携われるなんて。作品に関われること自体が光栄でした」と声を弾ませた。本作の主演声優は松坂桃李と染谷将太が担当。松坂との共演シーンについて「走るシーンは吐息を入れるものだけれど、どのように吐息を入れたのか松坂さんにお聞きしたら『フッフッフッと吐く息を入れている』と教えてくれました」と高橋。笠間は「松坂さんには声優の空気作りに合わせてもらって、僕も俳優のキャラづくりに寄せていきました。そうしてお互いに近づき合った結果の共演シーンになった」とそれぞれのアプローチの違いなどを語っていた。