スペイン2部で衝撃的な暴力行為…退場判定直後に相手選手を殴打、当人は謝罪「完全に理性を失ってしまった」

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2026年04月27日 11:17  サッカーキング

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愚行に走ったGKアンドラダ(写真は2025年7月のモンテレイ在籍時のもの) [写真]=Getty Images
 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部リーグ)で衝撃的な暴力行為が発生した。26日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 セグンダ・ディビシオン第37節が26日に行われ、ウエスカとレアル・サラゴサが対戦。降格圏内同士の残留をかけた大一番は、ウエスカが1−0とリードして後半アディショナルタイムを迎えた中で、ハーフウェイライン付近からのフリーキックを蹴ろうとしていたGKエステバン・アンドラダが、オンフィールドレビューを行おうとした審判に抗議すると、それを止めようと走ってきたウエスカのDFホルヘ・プリードを突き倒した。

 これを受け、審判がGKアンドラダにイエローカードを提示すると、これが2枚目だったことからレッドカードも提示されたところ、GKアンドラダが激昂。プリードの下へと走っていき、右手で思いっきり顔を殴ったことで、両軍入り乱れての乱闘騒ぎになった。

 最終的にはGKアンドラダに加えて、元々のオンフィールドレビューを行う事象となった場面の出来事でレアル・サラゴサのDFダニエル・タセンデと、乱闘騒ぎとなった際に走ってGKアンドラダに飛びかかって行ったウエスカのGKダニ・ヒメネスにもレッドカードが提示されていた。

 なお、試合はこのまま1−0でウエスカが勝利を収めており、まだ降格圏を脱出することはできていないものの、19位に浮上している。一方、敗れたレアル・サラゴサは2つ順位を落として21位となった。

 このような事態となったことを受け、GKアンドラダが所属するレアル・サラゴサは声明で次のように同選手を非難している。

「ウエスカ対レアル・サラゴサ戦の終盤、スポーツにふさわしくない、決してあってはならない光景を目撃した。このような行為は、レアル・サラゴサとそのサポーターの価値観に反するものだ。レアル・サラゴサは、その歴史を通して、スポーツマンシップ、勇気、そして相手への敬意を重んじてきた」

「私たちは多くのファン、特に子供たちにとって模範であり、彼らは毎試合私たちを応援し、いつか自分たちのアイドルになることを夢見ている。だからこそ、このような遺憾な光景は決してあってはならないものだった」

「クラブはこの事件を強く非難する。この事件は、地域にとって特別な意味を持つサッカーの試合を、到底容認できない形で汚したものであり、決して許されるものではない。エステバン・アンドラダに関しては今回の出来事を分析し、クラブは適切な懲戒処分を下す」

 一方、ウエスカもGKアンドラダを非難しつつ、レアル・サラゴサの謝罪を受け入れる声明を発表している。

「ウエスカは、レアル・サラゴサ戦の終盤に起きた出来事を強く非難する。試合終盤に起きた出来事は、スポーツの価値観、そして当クラブが掲げる理念に反するものだ。このような行為はサッカー界にあってはならず、競技において尊重されるべき敬意とスポーツマンシップからかけ離れたものであると確信している」

「同時にウエスカは、今回の事件を受けてレアル・サラゴサが発表した謝罪を受け入れ、今回の出来事がアラゴン州サッカー界における二大強豪チーム間の重要な一戦であるこの試合の意義を損なうべきではないと考えている。ウエスカは両クラブの地位にふさわしい、レアル・サラゴサとの友好的で敬意に満ちた関係を維持していくことを改めて表明する」

 さらに、アラゴン州政府スポーツ局長代理のクリスティーナ・ガルシア氏も今回の出来事について「これはサッカー界の恥辱で、実に忌まわしい光景だ。スポーツに野蛮さや暴力の入り込む余地はない。サッカー界は真剣な反省を必要としている。アラゴンダービーが残したイメージは残念だ」と批判している。

 衝撃的な行動に出たGKアンドラダには4〜12試合、より重大だと判断された場合には6〜15試合の出場停止処分が科される可能性が浮上しているなか、同選手は次のように謝罪をしている。

「正直に今回のことはとても申し訳なく思っている。クラブにとっても、ファンにとっても、そして僕のようなプロ選手にとっても良いイメージではない。本当に申し訳ない。これまでキャリアを通してレッドカードは一度しか受けたことがなく、それはペナルティエリア外でハンドしたことによるものだった」

「あの時は冷静さを失い、ああいう反応をしてしまった。本当に申し訳なく思っているし、2度とあんなことはしないと誓う。私は公人であり、長年の経験を持つプロ選手だ。同僚であるホルヘ・プリードには謝罪するしかない。これは僕の責任だ。あの瞬間、完全に理性を失ってしまった。ラ・リーガの処分を受け入れる覚悟で、もし説明を求められるなら、いつでも応じるつもりだ」



【動画】退場判定後にレアル・サラゴサGKアンドラダが衝撃的行動
🗣 AUDIO REVISIÓN VAR

🗓 Jornada 37 | Segunda División

⚽ @SDHuesca 🆚 @RealZaragoza | 90+7'#ArbitrajeRFEF | @CTARFEF pic.twitter.com/fYGsyRoX2q— RFEF (@rfef) April 26, 2026

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