阪神・藤川球児監督 (C)Kyodo News 26日の広島戦で死球を受け、試合途中に負傷交代した阪神の近本光司が27日、一軍登録抹消された。
“1番”、“センター”がぽっかりと空いた。攻走守にタイガースを支えてきた近本の離脱は本人だけでなく、チームにとっても痛い。逆に言えば、外野のポジションが1つ空くことになる。現状外野でレギュラーと呼べるのはライトを守る森下翔太のみ。2つのポジションが空いたことで、出場機会がその他の選手に増える。
若手にとっては大きなチャンスだ。福島圭音は、ここまで14試合に出場して、打率.297、1打点、2盗塁、出塁率.350の成績を残す。打撃が売りの前川右京は11試合に出場して、打率.292、2打点をマークする。前川は主に右投手の時に先発し、福島は左投手に対して打率.083と課題にするが、両選手が同時に出場することがあるのか見もの。そのほかにも、小野寺暖、内野手登録ながら外野にも挑戦する高寺望夢などもいる。
“1番”と“センター”を切り分けて考えると、1番は普段は2番を打つ中野拓夢や1番候補の中で調子の良い選手を起用することができ、センターのポジションもライトのレギュラーである森下翔太がWBCでセンターを守った経験がある。
近本が離脱したことで、レギュラー選手の打順、ポジションを動かすのか、それとも既存のレギュラーの選手はこれまで通りの流れで起用し、近本が担っていた1番・センターを他の選手で埋めていくのかも、藤川監督の手腕が問われてくる。近本が離脱の期間、どのようにタイガースが戦っていくのだろうかーー。