
TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)のMCを務めるフリーアナウンサー膳場貴子は3日の放送で、元大阪地検検事正の北川健太郎被告が元部下の女性検事への準強制性交罪に問われた事件で、被害を訴えている女性が先月30日、大阪地検に辞表を提出したことをめぐり、「検察に大きな宿題が残された」などと厳しく指摘した。
大阪地検に辞表を提出後、記者会見した女性は、被害後、自身に対する誹謗(ひぼう)中傷などの二次被害があったとして告発した同僚の副検事を告発し、不起訴になったとして、結果を不服とし検察審査会に審査を申し立てた。一方、検察側には第三者委員会の設置などを求めたが応じてもらえず、会見で「復職する道を整えてもらえず、被害もなかったかのように扱われた。生き地獄から解放されたかった」などと、涙ながらに訴えた。裁判は、2024年10月の初公判で被告が起訴内容を認めたが、同年12月の公判では一転、無罪を主張。その後、公判は開かれていない。
番組では1週間のニュースを振り返るコーナーで女性の記者会見を伝えた。膳場は「本当に胸の痛む会見です」とした上で、「検察に大きな宿題が残されたのではないかと思うんですけれど」と指摘した。
膳場はこの日のコメンテーターの1人で、当該女性に取材を重ねているという元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏の見解を問うた。浜田氏は、検察側の対応をめぐり「この事件の問題だけでなく、検察のあり方が問われている」と指摘。法務省案に自民党内でも異論が相次いでいる再審制度見直しの議論などにも触れ、「すべて検察の組織の問題。閉鎖性や、自分たちは過ちを犯さないという独善性が見直されないから、同じようなな過ちを犯して繰り返してしまう」との見解が示されると、膳場も「本当に、検察の信頼とか信用が問われる局面にあるかと思います」と再び、厳しい見方を示した。
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