【自転車の青切符】反則金への不満はわずか2.4% - 「インフラ不足での厳罰化」や「ルールの不透明さ」を危惧する声が最多に

0

2026年05月03日 15:20  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
2026年4月から本格的な運用が始まった自転車の「交通反則通告制度(青切符)」。悪質な違反への抑止力が期待される一方で、実際に自転車を利用する人々からは制度の「中身」に対する疑問の声が上がっている。



今回はマイナビニュース会員310名を対象に、新制度のどのような点に不満や不安を感じているのかを調査した。取り締まりだけが先行することへの違和感や、現場での公平性を問う利用者の本音をレポートする。


○最も多かったのは「道路環境が整っていないのに取り締まりだけ強化されること」


不満の理由として最多となったのは「道路環境が整っていないのに取り締まりだけ強化されること」(32.3%)だった。車道走行が原則とされながらも、路上駐車の放置や専用レーンの未整備など、安全に走れる環境が担保されていない現状で罰則だけを強める姿勢に、多くの利用者が疑問を呈している。



次に多かった不満は「どこまでが違反か分かりにくいこと」(26.9%)、続いて「取り締まりにばらつきが出そうなこと」(22.9%)となった。ルールの基準が曖昧なまま運用が開始されたことで、意図せず摘発されるリスクや、現場の警察官の裁量によって判断が左右される不公平感への不安が広がっている。



一方で、直接的なコストである「反則金の金額が高いと感じること」は2.4%と極めて少数派だった。「通勤・通学で自転車を使う人の負担が大きいこと」も3.4%にとどまっており、不満の本質は金額の多寡ではなく、納得感のある取り締まりが行われるかどうかに集約されている。

○現場の生々しい困惑「身を守るための走行が違反になる恐怖」



走行環境の未熟さと運用の不透明さについて、より具体的な指摘が集まった。「車道は大型車が通ると風圧で煽られ、路上駐車を避けるのも命がけ。現状では歩道を走らざるを得ないのに、そこを取り締まられるのは納得がいかない」といった、車道走行の危険性を訴える声が目立つ。



また、「場所によって注意だけで済んだり、捕まったりといった不公平が出そう」「罰金ありきのノルマ稼ぎになるのではないか」と、取り締まりの客観性に疑念を抱く意見も寄せられた。目立つ人や運の悪い人だけを摘発するような運用を危惧し、ルールを課す前の基盤作りを求める姿勢が鮮明となっている。



「自転車の青切符」に関するアンケート

調査時期: 2026年4月14日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 310人

調査方法: インターネットログイン式アンケート(みるず)

    前日のランキングへ

    ニュース設定