
エピソード1:<給料は17万円>「父親なのに…」元夫との価値観のズレ
シズク(仮名)さんは3年前に離婚し、小学3年生の息子、アサヒ(仮名)くんを育てています。離婚理由は、元夫・タイチ(仮名)さんの家事育児への無関心でした。手取り17万円という家計状況にもかかわらず、タイチさんはシズクさんが在宅ワークをすることに反対。理由は、自分が子どもの世話をしたくないからではないかと、シズクさんは感じていました。
離婚後も養育費の取り決めは曖昧なまま。それでも月3万円は振り込まれていたため、シズクさんは「息子を大切に思っているのだろう」と考えていました。
しかし、アサヒくんのサッカーの試合を「面倒くさいから行かない」と断られたことで、シズクさんは違和感を覚えます。さらに後日、学校関連の支払いが滞っていると連絡が入り、確認すると、養育費が振り込まれていないことが発覚したのです。
<養育費要求リスク?>旦那の給料は17万円。なのに家事育児ノータッチ⇒離婚を決意【第1話まんが】
エピソード2:<プロを目指さなければ家族終了>サッカーに熱心な再婚パパが変わってしまった理由
トモコ(仮名)さんは、サッカーでプロを目指す娘ふたりを連れてリョウタ(仮名)さんと再婚しました。サッカー経験者のリョウタさんは子どもたちの練習や試合に、イケイケドンドンと積極的にかかわり、家族を支えてくれました。
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しかし数年が経ち、娘たちの興味は変化しはじめます。学年が上がるにつれ、友人関係や勉強など、サッカー以外のことを優先する場面が増えていきました。しかしリョウタさんは、それが許せなかったのです。「プロという目標に向かって全力で努力するべき」そう主張し、子どもたちを厳しく追い込むようになりました。
トモコさんは、リョウタさんは子どもたちの夢を応援してくれていると思っていました。しかし実際は、「頑張る子どもを支える自分」に価値を感じているかのようです。サッカーはいつしか、家族で楽しむものではなく、“家族をつなぎ止めるだけの道具”になっていたのです。
<再婚で虐待?>きっかけは娘の「サッカー」!熱心に関わってくれる彼に惹かれ…【第1話まんが】
エピソード3:<たかが100円で!?>子どもをチームから退団させる理由が映した本当の負担
Aさん(仮名)のママ友は、子どもが入団したばかりのサッカーのスポ少をすぐにやめさせる決断をしました。その理由は、「当番時に発生する100円程度の負担が納得できない」というものです。
話を聞いたAさんは驚きます。スポ少では、保護者の負担を理由にやめる家庭は珍しくありません。つき添いや送迎、休日の拘束など、親の負担は決して小さくないからです。しかし、“100円”が理由というのは理解できなかったAさん。
その話を夫にしたところ、「本当に理由はそれだけ?」と言われました。たしかに積み重なる当番、気をつかう人間関係、土日に休めない生活。こうした負担が限界に達し、「100円」というわかりやすい理由に置き換わっていた可能性もあります。Aさんは、自分が感じるモヤモヤの理由が見えてきたのでした。
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サッカーも家族も、チームプレイ
ワールドカップでは選手たちが仲間を信じ、同じゴールへ向かって全力を尽くします。しかし現実の家庭では、同じ方向を向き続けることが難しいときもあるでしょう。子どもにとって「好きなサッカー」を安心して応援してもらえること、自分の気持ちを受け止めてもらえることは、大きな支えになるはずです。家族のチームワークは、勝敗だけでは語れません。
文・岡さきの 編集・あいぼん
