
《カフェでケープを使って授乳してたら「たくさんの人がいますので…」と注意されてしまって反省》
ケープ授乳で論争勃発
6月中旬、Xに投稿された、小さな子どもを持つ母親とみられる女性の“つぶやき”が、ネット上で大きな波紋を広げている。
授乳ケープといえば、外出先で赤ちゃんにおっぱいをあげる際、周囲の目を遮るためにお母さんの身体を覆う、子育て世代の必須アイテムだ。投稿した女性は、よかれと思ってケープを使用していたものの、店員からのまさかの注意に困惑した様子。
続けて、こうも胸の内を吐露していた。
《お店や公共の施設で授乳させてもらうときは、可能かどうか確認すべき……? それもなんか仰々しくて気まずいような気もするのだけど。配慮を求めているようにも取られかねないし》
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このリアルな悩みの投稿をきっかけに、ネット上では“ケープ授乳”の是非を巡って、意見が真っ向から対立する事態となっている。
まず、母親を擁護する側からは、
《そんなんじゃ、ますます赤ちゃんとお母さんの居場所がなくなっちゃう》
《授乳って赤ちゃんのメシぞ?》
《いつでもどこでも授乳できるようにするためのケープでしょ。これで配慮がないって言う店員がおかしい》
といった社会の不寛容さを嘆く声が殺到。その一方で、反対派の意見も根強い。
《ほんとに気持ち悪いです。授乳しなきゃいけない赤子がいるのに、長時間外出するな》
《食事中に他人の授乳シーンは見たくないかも。外で当たり前に授乳するのは非常識》
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など、容赦ない言葉が並ぶ。中には、
《お互いに気持ちよく過ごせる方法を考えたい》
という冷静な意見もあるが、議論は過熱する一方だ。
『サイゼリヤ』に飛び火
この飛び火は思わぬ方向へ。SNSの「Threads(スレッズ)」では、大手ファミレスチェーン『サイゼリヤ』の店内でケープ授乳を制止された、という真偽不明の情報までトレンド入りする事態に発展してしまった(現在は削除済み)。
この噂を真に受けた一部のユーザーが、実際にサイゼリヤへ問い合わせを行い、
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《座席でのケープ授乳はNGと言われた。狭量な社会……そりゃ赤ちゃん減るねぇ》
とSNSで報告。すると今度は、この行動に対しても、
《そういう問い合わせをするから、逆に子持ちの肩身が狭くなるのでは》
と、新たな論争が巻き起こるハメに。
はたして、実際のルールはどうなっているのか。また、こういった問い合わせが来ているのかも含めて、週刊女性PRIMEがサイゼリヤに聞いたところ、
「個別の案件については回答を控えさせていただきます」
とのことだった。
ネット上で度々巻き起こる“子育て論争”に対し、世間の受け止め方は複雑だ。一連の騒ぎを見ていた未婚の女性からは、
《将来的に子どもが欲しいと思っている身としては、論争が起こるたびに子どもを育てる自信がなくなります》
という、切実かつ悲痛な声も上がっている。子育て世代を取り巻くリアルな課題や意見が可視化されるのは大切なこと。しかし、ネット上の顔の見えない過激な言葉や、真偽の定かではない“つぶやき”に、必要以上に振り回されて消耗してしまうのはあまりにも悲しい。

