大手と中小、消えぬ賃上げ格差=価格転嫁進まず、細る原資―26年春闘

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2026年07月04日 08:02  時事通信社

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時事通信社

「ものづくり産業労働組合(JAM)」の安河内賢弘会長
 2026年春闘では、幅広い業界が3年連続で高水準の賃上げを実現した。ただ、中小企業の賃上げ率は連合が目標とする「6%以上」には及ばず、大手との格差は依然として残る。中東情勢の影響による原材料価格の上昇や、人手不足による人件費の高騰を製品・サービス価格に転嫁しきれない中小企業は多いとみられる。賃上げ原資の先細りが今後の賃上げの勢い維持に影を落とす。

 現状では、6%の賃上げは「無理だ」と話すのは名古屋市の建設業者。中東情勢の影響で原材料価格は一時最大7、8倍に上昇した。しかし、取引中止の懸念から価格転嫁は難しく、コスト増の負担は自社でかぶるほかない。「(取引先に)もうちょっと安くならんかと言われる。断れば仕事がなくなる。搾り取られる」と苦境を訴える。

 日本商工会議所が5月、中小企業約2500社に中東情勢の影響を聞いた調査によると、仕入れ価格や燃料価格などのコスト増を中心に9割超が経営に打撃を受けていると回答。一方で、コスト増加分の価格への転嫁については「ほとんどできていない」「していない」との回答が計48.4%に上った。

 26年春闘では中小企業の賃上げ率は4.69%と前年比0.04ポイント上昇した。ただ、小林健日商会頭はこの結果に関し「中小企業の景気が良いということではなく、(人材確保のために)人的投資をせざるを得ない状況」との認識を示した。

 中小メーカーの労働組合を中心に構成する「ものづくり産業労働組合(JAM)」の安河内賢弘会長は、「大手と中小の力関係で価格が決まることがまだある」と価格転嫁が不十分と指摘。「取引構造を変え、賃上げの広がりをどう確保するかが27年春闘の課題だ」と強調した。 

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  • 大企業が中小から利益を吸い上げてるだけで 景気は良く無いから (´・Д・)」 島の中で金が動いてるだけ
    • イイネ!6
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