札幌地裁=札幌市中央区 北海道江別市の公園で2024年、大学生長谷知哉さん=当時(20)=が集団暴行を受け死亡した事件で、強盗致死罪などに問われた当時18歳の元アルバイト川口侑斗被告(19)と同17歳の少年の裁判員裁判の初公判が13日、札幌地裁(高杉昌希裁判長)であり、2人は起訴内容を認めた。
川口被告は「本当にひどいことをした。申し訳ございません」などと語った。事実関係に争いはなく、刑の重さが主な争点で、判決は8月7日。
検察の冒頭陳述によると、長谷さんの交際相手だった元大学生八木原亜麻被告(21)が、長谷さんから別れを切り出されたことを元大学生川村葉音被告(21)に相談。長谷さんを呼び出した場に居合わせた川口被告が暴行を始めた。服に長谷さんの血が付いたとして「弁償しろ」と迫りながら蹴るなどしたという。
川口被告は事件を主導したとされ、「特定少年」として起訴時に実名が公表された。
起訴状によると、川口被告らは24年10月25〜26日、江別市の公園で長谷さんに殴る蹴るなどの暴行を加え、「全部出せ」などと言って現金やクレジットカードを奪い、長谷さんを外傷性ショックで死亡させたなどとされる。